ネット販売の増えるホリデーシーズン、WatchMouseが11月までのオンライン小売サイトのパフォーマンスデータを公開

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ウェブサイトのモニタリングサービスを行なっているWatchMouseがホリデーシーズンを迎えた小売サービスサイトTOP100の稼働状況モニタリングを公開している。調査対象となっているサイトはApple、Amazon、BestBuy、Borders、Overstock、Walmart、およびZapposなどで、ここ1ヵ月の稼働状況やパフォーマンスをチェックしている。この調査期間には11月25日のサンクスギビングデーおよび11月26日のブラックフライデーが含まれている。

この調査によれば調査対象となった100サイトのうち27%が稼働率100%を記録した。また15サイトが99.99%となっている。「許容範囲外」(unacceptable)のカテゴリに入れられたのはAmerican Eagle Outfitters、GiltGroupe、Footlocker.com、およびFry’s Electronicsだった。2010年10月25日から同11月26日の調査期間中でもっとも成績の悪かったのはAmerican Eagle Outfittersで、ほぼまる1日にあたるダウンタイムを記録している。

サンクスギビングデーおよびブラックフライデーにパフォーマンス上の問題を起こしてしまったサイトとしてはAbercrombie and Fitch、Bulgari、JC Penney、Louis Vuitton、Office Max、 Pottery Barn、Toys R Us、Williams-Sonoma、およびZ Gallerieの名前が挙がっている。

WatchMouseによれば、電子小売を行うサイトは、すべからくページの読み込み速度に頭を悩ませているとのこと。すなわち適切な推薦商品やさまざまな画像を表示するために数多くのコンポーネントを読み込む必要があるというわけだ。そのような中、待ち時間などのパフォーマンスを低下させてしまえば利用者が取り引きを中断してしまうというようなことにもなりかねない。

最近Forrester ResearchやAkamaiが発表したレポートによれば、小売サイトにおいて平均的利用者がページの読み込み時間として許容するのは「2秒」だとのこと。ちなみにGoogleやMicrosoftによる調査では、0.5秒でも遅延が生じるとショッピングカート放棄率が上がり、訪問ページ数も少なくなり、サイト訪問者毎の利益も減ってしまうとしている。

今期ホリデーシーズンにおける電子商取引支出額は$32.4B(324億ドル)に達すると予想されている。このような中、小売サイトの運営者たちはかきいれ時となる今後しばらくの間、サイトのパフォーマンスを落とさないようにとのプレッシャーと戦っていくことになる。

ブラックフライデーから売り上げを伸ばしつつあるオンライン小売業界ではあるが、サイバーマンデーのサイトパフォーマンスがどのようなものだったかも気になるところだ。ちなみに年間で最もオンライントラフィックが増えるのが、このサイバーマンデーだ。

WatchMouseの全リストはこちらから確認できる。

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(翻訳:Maeda, H)