GoogleのApp EngineがリアルタイムPushや各種制限値の拡大などで大きくパワーアップ

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GoogleのApp Engineは、デベロッパがWebアプリケーションを作るためのプラットホームで、ふつうなら自分でやらなければならないことの一部を代わってやってくれる。今日(米国時間12/2)この製品の、重要なアップグレードが発表された。

App Engineのチームは、今日の1.4.0のリリースを今年のもっとも重要なアップグレードと呼んでいる。まず、新たなChannel APIにより、リアルタイムのPushイベントをアプリケーション中に容易に構築できる。また’Always On’は、毎月9ドル払うことによりアプリケーションの3つのインスタンスを常時動かしておける。そしてWarm Up Requestsにより、アプリケーションのインスタンスを必要になったとき自動的にロードできる。これにより、ユーザがそのアプリケーションにアクセスし始めたときのロードタイムを短縮できる。

また、APIの制限値も拡大される。たとえばcronのジョブなどを走らせるためのバックグラウンドタスクは、ユーザのタスク本体がこれまでの30秒から10分までに拡大される。URLFetch、Memcache、そしてImage APIのサイズ制限は、1MBから32MBになる。Mail APIの添付ファイル送信制限は、1MBから10MBになる。

さらに、’high replication datastore’という新機能の提供により、あらかじめ予定されているダウンタイムにおけるデータへのアクセス不能状態を極力防ぐ。

App Engineの技術主任でマネージャのKevin Gibbsと、プロダクトマネージャのSean Lynchによれば、今回の新しい変化により、あらゆる点でデベロッパの頭痛のタネが減る。たとえばこれまでは、APIの制限値が一部のデベロッパにとっては不満だったし、また、事前に予定されているダウンタイムでも顧客の怒りを買うことがあった。また、新たなPush機能とファイルサイズの拡大により、これまでApp Engineでは作れなかったタイプのアプリケーションでも構築できるようになる。

新機能のリリースに加えて、App Engineのチームは、この製品をめぐる最近の数字をいくつか発表した。このプラットホームがその全アプリケーションからサーブするページビューは、1日あたり10億ページである。App Engineを使っているデベロッパの数は、一月に10万人だ。下の図は、ページビューの増加をグラフで表している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))