Googleの新ソーシャルサービスをサーゲイ・ブリンが陣頭指揮。名前は「Google +1」か

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昨日(米国時間12/1)あちこち探し回った結果、Googleの来たるソーシャルプロジェクトの名前が”Emerald Sea“であることを確認した。名前は”Emerald City“になるのではないか、という情報が錯綜していたのだが、間違いなく「Sea」であることを複数の筋から確認した。しかし話はこれで終らない。

ある関係者が昨日言っていたが、この手のコードネームは頻繁に変わるものだそうだ。実際Emerald Seaすら少々古いようだ。Googleはこの商品の最終名称を決める段階にあるかもしれない。現時点で聞こえてくるのは「Google +1」あるいは「Google Plus One」だ。
本誌の情報源はこれが最終決定かどうか確信がなかったが、たった今内部で使っている名前であり、正式名称になる「含み」があることは間違いない。「Plus One」という名前は、このプロジェクトの機能面から来ていると思われる。その場合この「+1」は、Google版の「いいね!」や「リツイート」だと思えばよい。もう一つ、ユーザーに対してウェブで一人で何かをしているのではない、という事実をものがたっている。それはソーシャル、おわかりかな。

他の情報筋によるとGoogleが考えている名前には「@Google」「At Google」というのがあるという。そう、これは完全にTwitterのパクリに見えるが、数年前にTwitterが「@リプライ」を流行させて以来、他のソーシャルサービスでもこれを採用しているところがいくつかある。

しかし、名前よりも興味深いのが、この開発で誰が積極的役割を果たしているかだ。Sergey Brinである。

ある関係者によるとGoogleの共同ファウンダーはこのプロジェクトをGoogleplex内の「Building 2000」(Googleキャンパスストアと滑り台[!]が新しく出来た場所でもある)の一区画に移し、プロジェクトの最終準備に入るとともにその区画は現在厳重封鎖状態にあるという。

社内でこのプロジェクトについて未だに「不満を漏らす者もいる」という情報もある。これは、以前報じられていた、開発の遅れにつながった社内不一致とも符号する。当初本誌が伝えた通り、Google VPのVic Gundotraプロジェクトを率いていたので、Brinの陣頭指揮によってそれがどう変わるのか、まだわからない。

現在のところGoogle +1は、Googleの数多くのサービスを横断して表示されるツールバーだと言われている。その中にはChromeウェブブラウザーも含まれている。ただし、完全にブラウザーの一部になるではなく、Chromeの機能拡張だろうと断言する者もいる ― 少なくとも今は。そして、「+1」は当初Googleサイト群で使われるだろうが、他のサイトにも ― おそらくFacebookの「いいね!」ボタンや他のソーシャルウィジェットのように ― 実装されることを考えている。

Googleは今回このソーシャルな何かを、間違いなく本気の本気で出したいと思っている。そしてそれに対して私は「+1」したい。

[写真:flickr/jurvetson

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(翻訳:Nob Takahashi)