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Salesforce.com、RubyプラットフォームのHerokuを2億1200万ドルで買収

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Salesforce.comは先ほどRubyアプリケーションのプラットフォームを提供するHeroku$212M(2億1200万ドル)程度のキャッシュで買収したことを明らかにした。

このスタートアップにとっては望外の出口(現金化)だったに違いない。Herokuは2007年に創立され、これまでにわずか$13M(1300万ドル)しか資金調達を行っていない。

Herokuは2008年にY Combinatorを通じて資金を調達している。

Herokuは現在、10万5000以上のソーシャル・アプリ、モバイル・アプリをクラウドでホストしているという。

Herokuによると、同社のRubyデベロッパーのコミュニティーは100万人以上のメンバーがおり、急成長を続けている。Herokuの開発言語を利用しているインターネット企業には、Twitter、Groupon、Huluなどのメジャー・プレイヤーが含まれる。

Salesforce.comは今回の買収は、次世代のJavaおよびRubyアプリを開発するデベロッパーを助ける努力の一環だと語った。

HerokuのCEO、Byron Sebastianは次のようにコメントした。

Salesforce.comとわれわれは手を携えて、アプリをクラウド上で運用するための理想的な場所を提供していく。SalesforceとHerokuはクラウド・アプリケーションをメインストリーム企業に普及させていくうえで絶好の組み合わせだと信じている。

2億1200万ドルのキャッシュに加えて、Salesforce.comはSalesforceの優先株と優先株のストックオプション約$2700万ドル分がHerokuの社員に与えられた。また保留されていないHerokuの株式についてもキャッシュで1千万ドルが支払われる。

買収はすでにHerokuの取締役会と株主によって承認されており、買収は通常の手続きに従い、会計年度の第4四半期末、2011年の1月31日までに完了するものとみられる。

Salesforceとしては今年、5件目の買収となる。今年買収した企業には、Activa LiveSitemasherJigsawなどが含まれる。またSalesforce.comは日本の子会社Salesforce Japanの買収に$170M(1億7000万ドル) を支払っている。

〔プレスリリース全文は原文を参照〕

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01