Wikileaks

メディアはWikiLeaksの味方だ–"情報をリークした者が勝つ"(LeWebカンファレンスで)

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フランスのパリで行われたLeWeb ’10カンファレンスの今日(米国時間12/8)のメディアパネルでは、WikiLeaksがメインの話題になった。

インターネットは重大な転機を迎えた–WikiLeaksだけの問題ではなくなった“、Weblogs SLのJulio Alonsoはこう言った。”WikiLeaksに起きていることが、やがてほかのサイトにも起きるだろう“、と彼は警告する。

この惑星上のすべての政府が寄ってたかってインターネットを検閲しようとするのは、今回が初めてだ“、WikioのPierre Chappazがこう付言した。”どれだけやられても、しかし情報は生き残るだろう。そのことについては、楽観している“。

司会のAdrian Monckが、とくに影響が大きいのはアメリカ合衆国か、と尋ねたとき、TechmemeのGabe Riveraは、すでにある程度影響を受けていると思う、と言った。Riveraは、今年のLeWebもやや雰囲気が違う、と感じたそうだ。彼はとくに、WikiLeaksを責め立てた合衆国の上院議員Joseph Liebermanをやり玉に上げて、責めるのなら一部の公電を公開したThe New York Timesも責めるべきだった、と言う。”そうすれば、WikiLeaksのやってることとThe New York Timesがやってることに本質的な違いがないことが、一般大衆にも理解できただろう“、と彼は言った。Riveraの懸念は、WikiLeaksだけが断罪されてこの事件が終わってしまうことにある。

インターネットに対する取り締まりが、行きすぎと言えるほどのレベルに達してしまった“、The Wall Street Journal EuropeのBen Rooneyはこう言った。

事態の本質を見つめ、それを話す必要がある“、とChappaz。”既存のメディアが沈黙を守っているのは、おどろきだ。彼らにも説明してやる必要がある。今処刑台に乗せられているのはWikiLeaksではなくて、報道の自由なのだ“。

Alonsoもこの考えには同意。”防御の最前線は、事態の本質に対する理解を広めることだ“。

Riveraは、今回の戦いで敗者になるのは、情報をリークした側ではない、と言う。TwitterやFacebookをはじめ、非常に多くのサイトが実質的にミラーサイトになって、情報を広め続けている。だから最終的には、”リークした者が勝つ“、と彼は言う。

このパネルの参加者全員が、いずれP2PネットワークがDNSを駆逐しなければならないといった、いくつかの課題はあるにせよ、最終的には、取り締まる側ではなく情報の側が勝つ、と確信しているようだ。

インターネットはすべての政府を束にしたものよりも強い。それをコントロールしようとする彼らは、これからもますます苦労するだろう“、と言ってChappazは、パネルを締めくくった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))