WikiLeaksはAmazonの利用規約に違反している。しかしKindleストアでは本が売られている

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ああAmazonよ。先週Amazon Web Servicesは、WikiLeaksの外交公電の配信を停止し、その理由は同サービスの利用規約に違反しているからであることを公表した。

最初にThe Next Webが報じたところによると、少なくとも一人は皮肉のわかる者がいるようで、その公電をKindleストアにアップロードした。このため、通常は無料の公電をAmazonブックストアでは、「WikiLeaks documents expose US foreign policy conspiracies. All cables with tags from 1- 5000.」[米国外交政策陰謀を暴くWikileaks文書集。タグ1~5000の全外交公電]というタイトルで買うことができる。【訳注:英国の利用者のみ購入できるもよう】

WikileaksをAmazon Web Servicesから排除した件について、Amazonブログはこう書いている。

「例えば当社利用規約では、『利用者はコンテンツのすべての権利を所有あるいは支配していることを表示し保証すること・・・提供するコンテンツの利用がこのポリシーに違反せず、個人や団体に損害を与えないこと』を謳っている。WiliLeaksがこの機密文書の権利を所有あるいは支配していないことは明らかである。」

これは面白いことになりそうだ。なにしろAmazonは、同社の利用規約に反するときわめて公式に自ら表明したコンテンツから利益を得ているのだから。

またこれは、ここ数ヵ月の間でKindle本に関して起きた2度目の問題であり、最近Amazonは、賛否の分かれる「小児性愛者のためのガイド」の一件で物議を醸し、Facebookに1万もの強力なグループが作られたほか、多くのユーザーが問題視したことから結局同書籍の販売を中止した。

Kindleストアページに書かれたいくつかのコメントから察する限り、顧客はこの偽善的にも見えるEブック販売を喜んでいない。今後の展開に注目だ。

アップデート:Amazonのスポークスマンによると、同書を販売している理由は、「WikiLeaksの最近の暴露に関する解説と分析が記載されており、WikiLeaksウェブサイト経由で漏えいした文書そのものではない」からだと説明している。

しかしPeter Kafkaが指摘するように、この中にはWikiLeaksが配信した公電の抜粋が含まれている。うーむ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)