小さなジェダイの物語: いじめられっ子の少女がネットからスターウォーズの愛をもらう

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Katie Goldman(キャシー・ゴールドマン)は、イリノイ州Evanstonに住む小学1年生のかわいい女の子だ。7歳の彼女は、スターウォーズ(Star Wars)が大好き。学校には毎日、スターウォーズの水筒を持って行った。ところがある朝、彼女はピンクの水筒がいいと言いだした。彼女は母親に、スターウォーズは男の子の映画だといっていじめられる、と訴えた。傷ついた彼女は、彼らをワンプ・ラットと呼ぶ代わりに、自分が折れることで問題を解決しようと決心した。

母親のキャリー(Carrie)は、Katieとの毎日の生活をブログに記録している。Katieは養女だったので、そのことですでにほかの子と違っていた。水筒の話を聞いた母親は、こう書いている:

“Katie、人と違うことをしたっていいのよ。女の子全員がピンクの水筒から水を飲む必要はないのよ”、と言ってあげた。

“違いすぎるのは嫌なの”、とKatieは泣きながら言った。”私は前から人と違う。クラスの誰もめがねをしてないし、眼帯もしてないわ*。それに、誰も養女じゃない。スターウォーズの水筒なんか持ってたら、みんなと違いすぎるのよ”。

〔*: 斜視治療のための眼帯。〕

というわけで、いじめにはいつも、3重の要素がある: 元々弱い子、独善的に人を裁こうとする一部の子たち、そして、おかしなものに夢中だったりしてまわりから浮いてる子。ぼくも、いじめられっ子だった。読者も、多くの人がいじめと関わった経験があるだろう。有効な対策はほとんどない。Carrieも娘の経験をブログに書き、一人で悩むだけだった。それは11月15日だった。そしてそれから、インターネットが関わりはじめた。

数日後に、Cake Wrecksの作者Jen Yatesがその記事を見て、何とかしなくてはいけない、と考えた。SFのファンだったYatesは、”Geek Girls”に協力を求めた。

彼女はこう書いた:

スターウォーズ大好きのKatieを、妹のように思えるわ。Epbotの読者のみなさんに代わって、あなたに伝えたいの。刑務所の看守気取りの乱暴な子たちの、言いなりになってはいけないわ。その水筒を、誇りをもって振り回しなさい。そして、あなたと一緒にお昼の給食を食べられたら、そのことをみんなに自慢したいと思っているあなたのファンが(私もその一人だけど)、何千人もいることを分かってね。

フォースがあなたのもとにありますように。

それから数時間のあいだに、Katieは何千件ものはげましのコメントをもらった。ThinkGeekは彼女に、ライトセーバーを贈った。Clone Wars のPadmeを演じている声優Catherine Taberは彼女に電話をして、人と違うことは良いことだと祝福した。Lucasfilmもたくさん贈り物をしたが、彼女はその一部を昔のいじめっ子にあげた。

Facebookの今日(米国時間12/10)のゼネラルコール(全員への呼びかけ)は、スターウォーズの衣装を着てKatieやそのほかのギークガールたちを支援しよう、と呼びかけている。

言うまでもなく、Katieの一件はあまりにも特殊で例外的で、書いているぼくも泣きそうになるぐらいだ。いじめは、変わっていない。あのころは、太っちょのぼくともう一人がいじめられっ子で、二人はColumbusのSt. Michael’s Schoolの校庭を泣きながらよろよろと歩いていた。その子の顔には今でも、あのときのいじめによる傷跡がある。しかしそれでも、村八分的行為や、ひどい言葉で人を傷つけることがないぶん、当時のほうがましだったかもしれない。

しかし、正義は必ずどこかにある。今では、Katieのような子が完全に孤独ではないことを知って、ぼくもほっとしている。それは、良いことであると同時に、怖いことでもある。時代は変わってもいじめはあり続ける。現代の親にできる唯一のことは、最善を尽くして最善を期待することだけだ。Katieは、ギークたちから、たくさんの愛をもらった。ほかのいじめられっ子たちにも、そんな機会があるといいのだが。

CNNより

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))