インターネットそのものは止められない: WikiLeaksの離反者たちがOpenLeaksを立ち上げ

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WikiLeaksのファウンダJulian Assangeは今、イギリスの拘置所でぐつぐつ煮られているが、逮捕の理由となったスウェーデンにおける性犯罪に加えて、合衆国政府からの告訴も迫っているようだ。そこで一部の元スタッフが、WikiLeaksと競合する告発サイト、OpenLeaksの立ち上げを準備している。サイトの創始者は、かつてAssangeの右腕と言われたDaniel Domscheit-Bergで、彼はAssangeの独裁的なやり方を嫌って9月にWikiLeaksを辞めた。

OpenLeaksのやり方は、WikiLeaksとやや違う。リークをセキュアで匿名な形で受け取るが、それをそのまま公開はしない。OpenLeaksは世界中の新聞やWebサイトなどの協力を求めてリーク文書のニュース価値を評価し、適正な形に編集加工してからリリースする。

OpenLeaksは、このやり方で、WikiLeaksが浴びた大きな批判の一つを回避できると期待している。それは、機密文書を無差別に公表し、それらの文書中で言及されている者の安全に配慮していない、という批判だ。アフガニスタン戦争をめぐる文書がまさにその例であり、その批判は、WikiLeaksから離反した者がOpenLeaksを立ち上げる主な理由でもある。当時のオンラインチャットの中でDomscheit-Bergは、アフガン戦争の文書の最初のリークに対するAssangeの取り扱い方に触れて、”彼はまるでどこかの皇帝か奴隷商人みたいだった”と述べている。

現在の外交公電(俗称”Cablegate”)のドキュメントに関しても、WikiLeaksの無配慮なやり方が批判されているが、でも最初のあやまちから少しは学んでいるようだ。外交公電の文書は、これまでのところ、世界中の新聞との提携のもとで少量ずつ公表され、新聞社の編集者たちが文書中の名前をよく調べて、適切に編集している。

ほかの何にもまして、OpenLeaksの存在が顕著に示しているのは、WikiLeaksが閉鎖されても、横に控えていたほかのサービスが現れて代役を演ずる、ということだ。インターネットというものがある以上、リークを止めることはできない

写真クレジット: Flickr/andygee1

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))