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Openleaks

元Wikileaksの幹部、新世代のリークサイト、Openleaksを準備中

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予想通りの展開というべきか、Wikileaksのナンバー2、Daniel Domscheit-Bergは「われわれはここ数ヶ月のうちに新世代のリーク・ソフトを開発する」と語った。新しいシステムはOpenleaksと呼ばれるという(われわれの記事)。OpenleaksはWikileaksの問題点、特に一点集中タイプの組織であった点を改良したものになる。

Wikileaksとは異なり、Openleaksは情報の発表者ではなく、単なる「チャンネル」に徹することを目指す(Domscheit-Bergによれば「報道機関始め世界のさまざまな組織が匿名で文書その他の情報を受取ることができるような技術的手段を提供する」という。Wikileaksは情報を受取り、内容を審査し、自サイトで発表していたのに対し、Openleaksは単に情報を伝達するだけの存在となる。内容を検討するのは報道機関、NGO、その他の情報の受け手の責任となる。

またOpenleaksは特定の人物がこのサービスの同義語となるような事態を避けようとしている。現在Wikileaksといえば誰でもJulian Assangeを思い浮かべる。Openleaksが絶対に避けたいのがそのような状況だ。Openlieaksはそのような対外的な「顔」を必要としない。その「顔」が失墜するとサービス全体が崩壊する危険性があるからだ。

この点がDomscheit-BergらがWikileaksを離れた理由だった。Wikileaksが発表する情報よりもWikileaks(特にAssange)自身がニュースの種になるという事態を彼らは失敗と考えている。

Openleaksは本拠をドイツの置き、合法性を確保しようと考えている。

Wikileaks関連では、イギリスのGuardianが、英語圏のメディアとしてはこの問題の報道に熱心だが、AmazonやMasterCardなどに対してサービス拒否攻撃を仕掛けている連中に対する詳しい記事を発表している。暇があれば一読をお勧めする。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01