年末年始の安全なオンライン生活のために

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空港のボディースキャナーからあなたの大切な部分を守る「プライベート」下着

最近は悪い連中が増えてるようだから、クリスマス〜年末年始にかけての安全対策について述べよう。こんなの読む必要のない人は、家族、親戚、友人、同僚、上司などにこの記事をプレゼントしてあげて。

オンラインの安全(safety, 事故に遭わない/〜を起こさないこと)と保安(security, 犯罪やいたずらの被害を受けないこと)は、深刻な話題だ。この年末年始の休暇シーズンにも、何千人もの不注意な人が銀行口座を空にされたり、PayPalの残高をゼロにされたりするだろう。もっとまずいのは、クリスマスディナーで久々に家族全員が集まると、あなたは即席のIT屋さんにされてしまって、イヴの晩をマルウェアとスパイウェア退治で徹夜するはめになる。そんなときに備えて、以下のお話が参考になれば幸いだ。

クリスマスプレゼントにはLinuxを贈ろう – コンピュータに詳しくない親戚や友人への最高のプレゼントは、Linuxをインストールしてあげることだ。笑うのは、もちょっとあとにして。コンピュータの上でやることがWebの閲覧と文書の執筆だけという人は、Linuxを使うことが最高のセキュリティ対策だ。そのほかの作業、たとえば写真の共有なんかは、すべてクラウドでできる。しかも即席IT屋さんのあなたは、いちいち彼らの家へ行もかなくても、VNCやSSHのリモート接続でブラウザのキャッシュを掃除してあげられる。だから、Linuxできまり!、だね。

いちばんインストールしやすくて使いやすいのは、たぶんUbuntuだ。マルチウィンドウの操作なんか、ほかのOSとほとんど同じだから、初めての人でも大丈夫。どうしてもだめな人には、Mac MiniのようなOSXマシンを使ってもらえばいい*。LinuxでもOSXでも、Windowsをメンテナンスする苦痛からは解放される。〔*: MacのOSはLinuxと並ぶ人気のオープンソースOS、FreeBSDの上にMacのUIを着せたもの。〕

どんなときも強力なパスワードを – パスワードに関する基本的な教訓を守ろう。目的のWebサイトの名前の最初の2〜3文字のあとに、同じ文字列を付ける。たとえばAmazon用のパスワードは”AM4binky”や”AMAunderwear”など。CrunchGear用は”CR4binky”や”CRUunderwear”にする。こうすると、サイトごとにパスワードを変えられて、しかも、おぼえやすい。

理想的には、パスワードのどこかに記号文字(数字やアルファベット以外の文字)を使うべきだが、でも、それを許してないサイトもある。

なお、ブラウザにパスワードを記憶させないほうがよい。上のような単純な方法でパスワードを作れば、ブラウザに記憶させる必要がない。コンピュータが盗まれたり、ほかの人が使ったりしたとき、ブラウザにパスワードを記憶させておくと、簡単にあなたになりすましてWebサイトにアクセスされてしまう。

ブラウザを”匿名”モードや”プライベート”モードで使う – ポルノを見るときなどは、ブラウザのプライベートモードを使おう(あるいは別のブラウザを使う)。そうすると、ポルノサイトがユーザのブラウザの履歴にアクセスできなくなる。

複数のブラウザを使い分けよう – 日常のWeb閲覧には、自分がいちばん使いやすいブラウザを使う。ぼくはChromeだが、Firefoxが好きな人もいるだろう。銀行にアクセスしたり、そのほかの機密を要する操作には、別のブラウザを使う。そのブラウザは、けっして、ほかのことには使わないようにする。やり過ぎたと思う人もいるだろうが、最近はブラウザの履歴を攻撃されることが多いから、安全のための余計な作業は我慢しよう。

使い捨てアカウントとそのためのパスワードを作る 再訪するつもりのないサイトなら、弱いパスワードでもかまわない。Flarpr.com、Publ.com、Gignong.orgなどにユーザ登録するときは、それら全部に対して”cowhorse”でよい。それらの寿命は短い。クリスマスなのでもう一度訪れたいというときは、別のパスワードで再登録すればよい。

二つのメアドを使い分ける – Gmailのアカウントを、ジャンク用と本物の自分用の二つ作る。あるいは’+’の文字を使って、各サイト用の一度かぎりのメールアドレスを作ってもよい。たとえばAmazonのアカウント用なら”john+amazon@porkloinlovers.net”、趣味のサークル用なら”john+folkdancing@porkloinlovers.com”など。そうすれば、メールの分類も簡単にできる。

クレジットカードで払おう – デビットカードで支払うと、自分の金を払うことになる。クレジットカードなら、支払われるのは銀行の金だ。クレジットカードの番号を盗まれても、カード会社が適切な対策をとるから、あなたがお金を失うことはない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))