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ソーシャルブラウザはもういらない?! 簡単便利に情報共有できるCortex

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現在、いくつかの企業が、「ソーシャルブラウザ」の実装を目指してプロダクトの開発を行なっている。メジャーなところではRockMelt、Mozilla、およびFlockなどを挙げることができる。そのうち2件がChrome(ないしChromium)をソーシャルブラウザ化しようと目論んでいる。ただ、その2つとも少々機能を欲張りすぎている感はある。既に実装されている機能を活用して、単純な機能のみを付け加えようとするサービスはこれまでに存在しなかった。

ここに登場してきたのがCortexだ。これはChrome用のソーシャル拡張機能で、Chrome上でソーシャル機能を実現するためのものだ。機能の実現にあたってはChromeブラウザのUI関連に手を加えることなく、単純なオーバーレイ表示を通じて閲覧中のページ情報を共有することができるようになっている。閲覧ページ内でマウスをクリックして、しばらく待つだけでCortexの共有ホイールが表示される。この単純な作業でFacebook、Twitter、Tumblr、およびInstapaperとの情報共有を行うことができる(それぞれのサービスで共有を行う設定は行う必要がある)。操作は非常に単純で、効率的に利用することができる。

先にも記したように、クリックして少し待てばCortexの共有ホイールが表示される。そこで記事(ないし画像)を共有したいサービスを選択すれば操作は完了だ。サービス名が表示されているエリアの上にマウスを持って行き、しばらく待つとコメントを入力するためのウィンドウも表示される。コメント欄に入力した情報はツイートないしFacebookのウォールのメッセージなどとして表示される。

また、Facebookの特定の友だちと情報を共有するための設定を行うこともできるようになっている。

Cortexを開発したのはEric WolfJoey Primianiという2名の技術者だ。ふたりの作ったCortexは登場後数週間で10,000人以上のアクティブユーザを獲得している。尚、PrimianiはGoogleで、モバイルおよびタブレット機器向けの検索インタフェースをデザインするインターンを経験している。そしてCortexにもこのインターン経験は活かされているようだ。デスクトップのChrome上ではあるが、タッチデバイス風のわかりやすいインタフェースが実現されている。

また、今回採用されたインタフェースは、今後タッチデバイス用にアプリケーションを開発する際にも役に立つものと思われる。

Cortexの優れているポイントはそのシンプルさとスピードにある。マウスボタンをしばらく押すだけで情報を共有することができる。ページを共有するにあたって、自動的に適切なタイトルが作成され、内容を示す画像が付加される。何度か使ってみた限りではタイトル設定および画像選択もうまく機能しているように思える。共有するにあたって何度もマウスをクリックしなくて済むのは本当に便利だ。クリックをして適切なソーシャルネットワークをホイール上で選択するだけですべてが完了する。情報共有に要する時間はほんの2、3秒だ。

以前、TechCrunchに「The Speed Of Share」という記事を掲載し、スピードの重要性について言及した。Cortexは、記事執筆時に想定していた「スピード」を上回っているとも言える。

Cortexはこちらで入手できる。また以下に説明ビデオを掲載しておくのでこちらもご覧頂きたい。

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(翻訳:Maeda, H)