Facebookの'フレンド'の非現実性を指摘したPaul AdamsがFacebookに移籍–Googleからの異様な頭脳流出

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今朝(米国時間12/20)、Googleのユーザ体験部門(User Experience, UX)を指揮していたPaul Adamsが、1月からFacebookの社員になると発表した。彼はあの有名なスライドで、Facebookのソーシャルグラフには重大な欠点があり、人間の本当の人間関係を表せない、と指摘した。Adamsはこれまで4年あまり、GoogleのUXチームで仕事をしていた。

Adamsのスライド、“Real Life Social Network”〔仮訳: 人の実際の社会関係とは〕を見た人は、40万人を超える。Facebookでの共有数が1799で、あちこちで報道された。Googleが、この、「人間は複数の社会集団に属している」という事実を前向きに捉えれば、ソーシャル市場への進出に成功するのではないか、とも思われた。

このスライドプレゼンテーションは、それから3か月後に実現したFacebookのグループ機能を予兆しただけでなく、Googleが本格的にソーシャルに進出するという印象を多くの人に与えた。Googleは今でもいよいよ、ソーシャルへの取り組みに本気なだけに、今回のAdamsの動きは、興味深いと同時に、タイミング的に異様ですらある。

彼のツイートによれば、AdamsがFacebookに参加するのは来年だ。本誌はAdamsとFacebookの双方にコメントを求めているが、まだ無回答なので、Facebookでの担当などは分からない。彼のLinkedInのプロフィールには、今でも”Senior User Experience Researcher at Google“〔Googleのユーザ体験上級研究者〕と書かれている。

〔訳注: インターネット上の人間関係ネットワークがフィジカルなオフラインの人間関係構造のマップや従属奉仕物である必要はない。もっと新しい、オープンでグローバルなコミュニケーションネットワークならではの、すばらしいネットワーキング関係をもたらしてもよい。また、それを、今のSNSに期待する必要もない。参考記事: Facebookよ元々私たちのものであるソーシャルネットワーキング空間を私たちに返してくれ(未訳)。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))