大画面Ubuntuタブレット「Kno」明日出荷開始

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Knoについては、最初の発表あるいはTechCrunch Disruptのデモを覚えているかと思う。その14.1インチの巨大画面は、現在市場に溢れる他のタブレットと一線を画す。また、カスタマイズ版Ubuntu OSによって、応用範囲の広さも期待させる。そのあまりに魅力的な技術スペックを見て私は、このデバイスが陽の目を見ることなく、いずれ開発資金が尽きてしまうのではないかと予想していた。

しかし彼らは私の予想を裏切って、最初の事前予約分の出荷を開始した(ただし、来年1月中旬まで待たなくてはならず注文を取り消す客も多く)。私がいじった機械はかなり完成版に近かったが、残念ながら(悪)評判の2画面バージョンを手にすることはできなかった。もっとも2画面版は会社に一生ついてまわる厄介ものになる可能性が高いと私は踏んでいる。

下のビデオはファウンダーらのインタビューで、1画面バージョンのデバイスをなかなかうまく紹介している。

スペックページから、一部引用しておく。

  • 14.1インチ 1440×900 タッチスクリーン(ペンまたは指で入力)「1台または2台」
  • Nvidia Tegra T200 CPU(デュアルコア ARM Cortex A9)
  • 512MB RAM
  • オンボードメモリー、16GBまたは32GB
  • Micro USB、マイクロホン、3.5mm オーディオ出力の各ポート
  • 1.2kg(1画面)、2.4kg(2画面)
  • $599/$899

反射防止画面コーティングが嬉しい。これはかなり強力なマシンで、私が見る限り非常にうまくまとまっていて、UIは間違いなく学生時代に私が欲しかったものだ。私が持っていた神経解剖学の塗り絵にぴったりだったろう。

私から見て問題は数と普及方法だと思う。教授に満足に給料を払えない大学で、たとえ1クラス分でも$600のガゼットを備えらるだろうか。教科書会社とはほぼすべて話がついていると聞いているが、やはり高価な提案には違いない。もちろん、教科書がそもそもバカ高いのだが。Knoは、平均3学期で償却できると言っている。今後何ヵ月か分の本のために$200か$900払える人にそれを言うといい。これで何ができるかわかるまでにはまだ待つ必要があるが、レビュー用に1台入手するかもしれない。

ともあれ、デバイスは来月製造ラインを経て出荷されていく。彼らが出荷を急いで何台かはクリスマス前に届くことを願っている。幾何かの顧客ロイヤルティーを獲得するためにはわずかな出費だ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)