SkypeのiPhone, iPad, iPod Touch用アプリが新バージョンでビデオチャットを提供

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Skypeの大規模ダウンはWindowsクライアントのバグが原因だった

Skypeがモバイル用のビデオチャット提供するという噂や記事は前からあったが、ついにその日が来た(米国時間12/29)。今日同社が立ち上げる新バージョンのiPhoneアプリケーションには、Skypeのチャットでビデオを使える機能がある。

嬉しいことに、ビデオによる通話はiPhone 3G、iPad、iPod touchの上ですべて無料だ。これらはいずれも、Appleのビデオ通話機能Facetimeが使えなかった機種だ(FacetimeはiPhone 4とMacのみ)。もちろん、iPadのユーザは自分からビデオ通話を起呼することはできないが、相手からのビデオチャットの受信はできる。

Skypeによれば、ビデオチャットは3GでもWiFiでも使えるので、ユーザはいろんな接続の上でこの機能を使えるわけだ。SkypeのiPhoneアプリケーションは2010年の無料のiPhoneアプリケーションの上位5位以内に入っているが、これからはとても簡単にビデオチャットができるようになる。iPhone 4のユーザは、前後どちらのカメラでも使える。

iPhoneアプリケーションの新バージョンが使えるのは、iPhone 4、iPhone 3GS、iOS 4.0以上を搭載した第四世代iPod touchだ。ビデオチャットの受信は第三世代iPod touchやiPadでもOKだ。また、Windows、Mac、Linux上の各Skype、およびASUSのVideophoneとの通話も可能。

Skypeの消費者製品担当VP Rick Osterlohの話では、同社は最近しばらく、iPhone用のビデオチャット機能の開発に集中していた。今現在、Skypeの全起呼の40%がビデオ通話だ。だから、Skypeの利用拡大のためにはビデオ機能を加えるのが当然である。Osterloh曰く、”Skypeもこれからはモバイルの比重がますます大きくなる。ユーザがどこにいてもSkypeを使えるようにしたいが、スマートフォンの今後の機能強化に伴って、モバイルからの利用がいちばん多くなるだろう”。

Osterlohによれば、今後はAndroidなどそのほかのモバイルプラットホームにもビデオ機能を加えていく。AppleのFacetimeとの競合については、 Osterlohはためらわずにひとこと: “AppleはiPhoneアプリケーションの新バージョンの開発に関して偉大なるパートナーであった”。それはたぶん、Appleがアプリケーションを承認してくれた、ということだろうね。

ここ数週間、Skypeは嵐の中にいた。嵐のピークは、先週の大規模なダウンタイムだ。その、何千万ものユーザが影響を受けた事故について今日、同社のCIO Lars Rabbeが原因を明らかにし、Windowsクライアントにバグがあったと述べた。そして今週の初めには、特許侵害で訴訟された。Skypeによれば、今回のアプリケーションのリリースは意図的に新年になる前に行われた。Skypeのビデオ通話が(通話時間で)もっとも多く利用されるのが、いつも新年なのだ。

2011年はSkypeにとって重要な年になる。今同社は、来年のIPOに備えて準備をしている<。また、大企業向けバージョンFacebookの導入など、サービスの拡大にも取り組んでいる。さらに2011年には、クラウドに力を入れ、Webベースのサービスを来年早々にも立ち上げるだろう

ビデオ通話は、一般消費者だけでなく、Skypeの企業クライアントにとっても便利だ。おそらく、Skypeを使ったビデオ会議が急速に普及するだろう。

Osterlohは、モバイルは同社の今後の新規ユーザの相当大きな部分を占めるようになる、と明言した(今現在は、あらゆる瞬間に平均2500万人がSkypeを利用している)。Skypeには、新年用の隠し球もあるはずだが、それは一体何だろう? 興味津々だね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))