Gmailを作ったPaul Buchheitが新人投資家としての三年間を回顧–企業を見る目を養うのは難しい

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2010年TechCrunch総まとめ(WordPress調べ)

テクノロジ系のニュースに、Paul Buchheitの名前は頻繁に登場する。なんといっても彼はGmailの作者だし、AdSenseのプロトタイプも作り、Googleの有名なモットー”悪を為すなかれ(Don’t be evil)”も彼が作った。FriendFeed(のちにFacebookが買収)の協同ファウンダでもあり、最近は、Y Combinatorのパートナーになった。しかも彼は、すぐれたエンジェル投資家であり、これまですでに数十社のスタートアップに投資している。

今日(米国時間1/3)Buchheitは、彼のエンジェル投資家としての最初の3年を回顧するブログ記事を発表した。その2006年から2008年までの3年間で、Buchheitは32社に対し総額$1.21M(121万ドル)を投資した。彼によれば、その半数はその後買収されたり、あるいは倒産した。すべての買収で、彼の手取りは10%だった。もちろん、WeeblyやMerakiなど、まだ買収されていない企業の多くが、彼にとっては未来の宝の山だから、現状は悪くない。

彼の記事はその全文を読む価値があり、優秀な投資家にも失敗はつきもの、ということを示している(彼は投資家としての経験は浅いが、優秀であることは間違いない)。こんな、おもしろい一節もある:

これまで買収された企業のうち、10倍以上のリターンを生み出したのはHerokuとMintの2社だけだ。残念なことに、この2社に対するぼくの投資額は小さかったから、ぼくは投資家としてはまだまだ未熟だし、未来の優良企業に大きな金額を投資するためのコツのようなものを、これから勉強しなければならない(Mintは残り枠が小さかったからだが、Herokuの場合はなぜもっと大きな額を投資しなかったのか、その理由を思い出せない)。

Buchheitはまた、Y Combinator傘下の企業が最近ますます良くなっている、と書いている。彼はYCのパートナーだから、ひいき目もあるだろうが、でも、本誌やそのほかの記者たち、それに多くの投資家たちも、YC系スタートアップの優秀さは認めている。そして彼は、未来の投資家たちのために、二つの重要なアドバイスを述べている: 投資には、1)自分の金を失う覚悟で臨め、2)少数ではなく大量の企業に投資せよ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))