TwitterはWikiLeaksの関連アカウント情報を求める裁判所命令を事前開示–'ユーザの味方'という姿勢を示す

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合衆国司法省がTwitterに対し、2703(d)裁判所命令により、WikiLeaksの関係者たちのアカウントに関する情報の開示を要求した*。司法省が求めているデータは、ユーザJacob Appelbaum(@ioerror)、Rop Gongrijp(@rop_g)、Birgitta Jonsittir(@birgittaj)、Julian Assange、Bradley Manningsらのアカウントの、2009年11月から現在までの“通信記録とそのほかの関連記録”だ。こわー。〔*: 2703(d)。〕

Salonの記事によると、最初の(封印された)命令書は署名の日付が12月14日で、Twitterがこのことを誰にも告げずに3日以内に命令の内容を実行することを求めている。その後不思議なことに、おそらく2703(d)に関する箝口令が憲法違反であるためか、命令書に署名した治安判事がこの水曜日(米国時間1/5)に、Twitterからの要求に応じてドキュメントの封印を解いた。たぶんそれによって、Twitterが当のユーザたちに10日の猶予を与えるためだ。ユーザ@rop_gは、こんなメールをもらった:

Kessel, Jan-07 11:20 am (PST):
Dear Twitter User:

We are writing to inform you that Twitter has received legal process requesting information regarding your Twitter account, @rop_g. A copy of the legal process is attached. The legal process requires Twitter to produce documents related to your account.

Please be advised that Twitter will respond to this request in 10 days from the date of this notice unless we receive notice from you that a motion to quash the legal process has been filed or that this matter has been otherwise resolved.

To respond to this notice, please e-mail us at <removed>.

This notice is not legal advice. You may wish to consult legal counsel about this matter. If you need assistance seeking counsel, you may consider contacting the Electronic Frontier Foundation <contact info removed> or the ACLU <contact info removed>.

Sincerely,

Twitter Legal

〔抄訳: TwitterはあなたのTwitterアカウントに関する情報を要求する裁判所の令状を受け取った。令状のコピーをこのメールに添付する。令状は、Twitterが、あなたのアカウントに関するドキュメントを作ることを要請している。令状を破棄する申請がなされたか、または、何らかの形でこの件が解決した、という通知をあなたから受け取らないかぎり、Twitterはこの通知〔このメールのこと〕から10日以内に要求に応じることになる。この通知は法的勧告ではない。あなたはこの件に関して弁護士等に相談してよい。弁護士を探すための助力が必要なら、Electronic Frontier FoundationまたはACLUに接触することを検討してもよい。〕

関連文書によると、Twitterの法務部が命令の封印を解くことを求めなかったら、ユーザにも、またそのほかの誰にも、何をやっているかを告げることなく、Twitterは情報を裁判所に渡さなければならなかった。裁判所命令に反抗し、情報を当のユーザたちに知らせる決断をしたことに関して、Twitterを代表するSean Garrettが、Twitterに代わって次の声明を本誌にくれた:

“個々の具体的な要求に言及する意思はありませんが、しかし一般的にユーザの権利保護のためには、ユーザの情報を求める司法や政府の要求を、法がそれを禁じていないかぎり、ユーザに通知することが弊社の方針です。弊社の法務指針には、この方針が概説されています。”

Twitterによる命令の封印解除要請は、あらゆる点からして前例のないケースである無国籍のWikiLeaksの場合、とくに興味深い動きだ。Twitterはこれまで、ペンシルベニア州の検事総長Tom Corbettから情報の提供を命じられていたが、その(罰則付き)令状はその後取り下げられた。

Declan McCullagh@declanm
Declan McCullagh

@WLLegal Ah, but Feds can get Twitter account info (non-content) w/subpoena. Why jump through (d)'s hoops if they didn't want DMs?

about 1 hour ago via webRetweetReply

WikiLeaksのTwitterアカウントは、GoogleやFacebookもデータの要求を受け取る可能性がある、と述べていた。両社にも本誌は情報を求めているが、まだ回答はない。

裁判所命令と封印解除通知を下に埋め込んだ。

〔参考記事: Flattrが直接寄付機能を導入, WikiLeaksに有利に(未訳)。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))