[jp]Listerはメールの署名から自動でコンタクトリストを作ってくれるiPhoneアプリ

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名刺の整理はやっかいなもので、普段は週末に整理するのだが、面倒でついうっかり忘れてしまってあとあと整理に負われてしまうこともある。だから名刺管理ソフトやサービスが次々と登場しているのだと思うのだが、名刺管理ソフトも結局は僕のようなずぼらな人間だと使わなくなってしまうし、三三メイシーみたいなサービスも会社で契約するなら別として、組織規模が小さいとコストすらかけられないということになる。

Listerは名刺管理を軽減してくれるわけではないが、コンタクトリストをちゃんと整備するということには一応の解決策を提供してくれるiPhone用のアプリだ。具体的にどのように動作するかというと、例えばGmailのようなIMAP対応のメールサーバーからメールを1通1通読み出して、そのメール内にある署名部分を抜き出して解析して、自動的に名前や住所、会社名、電話番号をコンタクトクリスとして整理してくれる。実際の作業はListerのサーバーが行って、サーバー上にあるコンタクトリストをiPhoneアプリを使って読出し、電話をかけたり、メールを出したりすることができる。このLister、すでに2010年10月からスタートしていたのだが、解析速度の遅さからいったんサービスをストップさせていた。が、解析速度を改善して本日から再リリースしている。

解析の速度についてはともかく、署名の解析精度については、まぁなんとか及第点というところだろうか。署名は決まったフォーマットに統一されているわけではないので(みんな思い思いに書いているよね)、解析の間違いもあるし、プレスリリースのように不特定多数に送っているメールはついてはわざわざ解析してコンタクトリストに入れてくれなくていい場合もある(特定の個人ではなくて、会社の代表部署だったりするので)。なので、不要なメールをパターンによって取り除いてくれるフィルター機能を用意してくれれば、もう少し使い勝手がよくなるのかしれない。

今回のリリースでは、以前にリリースされたものからいくつか機能が加わって、解析されたコンタクトリストをiPhoneから編集できるようにしている。解析の間違いを修正するわけだが、この修正を学習して解析アルゴリズムを強化する機能も持ち合わせているのだという。

Lister自体のアイデアは悪くはない。とにかく、コンタクトリストの作成を楽にしてくれるはうれしいものだが、あとはメールでやりとりしたことのない名刺しかもっていない人のコンタクトリストをどう整理するかが(個人的な)課題だろう。