新発表Verizon版iPhoneの特長はWiFiテザリング
やはり今日(米国時間1/11)のVerizonのイベントはiPhone 4の発表だった。新しいiPhoneだが、当然ながらVerizonの3G CDMA携帯無線網で作動するということの他にはAT&TのiPhone 4と大きく変わるところはなかった。Retinaディスプレイ、FaceTime、5Mピクセル・カメラ、HDビデオ録画、Apple A4チップ等々。ただし大きな相違点が一つだけある。Verizonがパーソナル・ホットスポットと名付けた機能だ。
Verizon iPhoneはこのパーソナル・ホットスポット機能によって、ノートパソコンや他の携帯など最大5台までのデバイスとWiFiを通じてデータを共有できる。WiFiでブロードバンド接続を共有できるVerizonの人気製品、Mifiデータカードと同様の機能だ。今回Verizon iPhoneにこの機能が加わったので、ユーザーはiPhoneを使ってノートパソコンをテザーできることになった。
AT&T版にもテザリング機能があるが、対象が1台だけで、接続にはUSBまたはBluetoothを利用する。Verizon版もBluetoothとUSB接続をサポートしているが、WiFi接続の方が簡単だし、多数のデバイスを接続できる。
AT&Tはテザリングを別料金で提供している。Verizonは現在ノートパソコンやAndroid携帯などのデバイスのテザリングに月額$20を課している。VerizonがiPhoneのパーソナル・ホットスポット機能に課金するかどうかは明らかにされなかった(データ・プランの料金そのものがまだ発表されていない)が、おそらくは有料となるものと思われる。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)