スクープ! Androidの次々世代OSは「アイスクリーム」ではなく「アイスクリーム・サンドイッチ」だった

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テクノロジー・ジャーナリストという仕事は楽ではない。無数の電話、山のようなメール、コメント荒らしとの終わりなき戦い…よほど好きでなければ務まらない仕事だ。毎日1本でも記事がアップできるのが奇跡みたいだ。

読者にとうに伝えていてしかるべきだった極めて重要な情報を私がつかむまでにかくも長い時間がかかった理由の一部はそういった事情によるものだ。前置きはもう止めてその情報をお伝えしよう。Honeycombの後のAndroid OS(いいかえればGingerbreadの次の次の世代)は、ブロガーの間で従来信じられてきたところのIce Creamではなく、Ice Cream Sandwichである。

これはAndroidの責任者、Andy Rubinが自ら私に告げた事実だ。本当に彼はそう言った。

先月リリースされたNexus SについてMichael Arringtonと私と話している最中に、Rubinは何気なくそのコードネームを口にした。なるほど、正式に宣言したわけではない。しかしRubinは自分のOSの名前を思いつきで次々に変えるような人間には思われない。それにこの名前は次に説明するような理由によって、きわめて道理にかなっている。

Androidデベロッパーならすでに気づいているだろうが、 OSのコードネームはすべてデザートの名前で、ドーナツ(Donut)、エクレア(Eclair)などアルファベット順に付けられている。

しかも新OSが発表されるたびにGoogleはそれぞれのデザートをかたどった巨大な彫刻を制作してAndroidの本部ビルの前に展示してきた。右図はAndroid2.2 Froyo(フローズン・ヨーグルトの略)のための彫刻だ。

この写真を詳細に検討すれば、将来のAndroid OSを‘Ice Cream’と名付ける際の重大な問題が指摘できる。すなわち、ソフトクリームタイプのアイスクリームとフローズン・ヨーグルトを一見して区別する方法がないという点だ。おそらくGoogleのエンジニアたちは命名方法の一貫性を保ちつつこの両者を視覚的に区別する方法を編み出そうと多大の努力をしたに違いない。しかし結局Googleはそういう努力は時間の無駄だという結論に達したのだろう。

だから、コードネームをIce Cream Sandwichに決定したのだ。

私のジャーナリストとしての経歴を飾る最大のスクープを祝っていただきたい(スクープだ。わかるだろう?)〔スクープには「アイスクリームの一すくい、という意味がある〕。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01