Spokeo

個人情報を集めて売っている(けしからん)Spokeoを痛い目に遭わせる方法はまったくない

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一攫千金を夢見る訴訟屋さんがYahooやDiggなどと一緒に本誌TechCrunchを訴える

このところ、Spokeoを告発する記事を載せてほしい、という要望が急増している。Spokeoは、個人情報を集めて売っている。主な情報源は、マスコミなどのメジャーな報道メディアだ。たしかに、心配のあまり眠れないサイトかもしれない。”ScamVille(ゲームサイトの詐欺的な手口)を告発したときのように、ぜひお願いします”、とある読者はメールしてきた。

しかし、結論はこうだ。読者も本誌も、これについてはまったく手の打ちようがない。

合衆国ではデータに関する法律が厳しくないので、企業がそういうことをしてもぜんぜん法に触れない。それどころか、Facebookアプリケーションのクッキーについてあれほど騒ぎ立てたWSJ(ウォールストリートジャーナル)さえも、Spokeoについては甘い書き方をしている。WSJとSpokeoは姉妹会社ではないか、と思ってしまうね。

2006年に、Jigsawをさんざん批判したことがある。Spokeoと同じようなことをしている会社だ。批判された同社は、恥じ入ってインターネットから姿を消したかな? とんでもない。同社はその後、1200万ドルもの資金を調達した。そして昨年は、SalesCrunch、じゃなかったSalesforceが、1億4200万ドルで同社を買った

そう、その一部始終は。本誌が報じたとおりだ。

あのね、いいかい、Spokeoのような会社を始めるやつは、悪質な報道などを本気で気にしているわけではない。それは単に、膨大な量のただ乗りマーケティングだ。

まったく意外ではないけど腹立たしいのは、Better Business Bureau(ここが消費者の味方だと本当に信じている人はこのリンクをクリックしてみて)が、ブログ記事でせっせとSpokeoを擁護していることだ。Spokeo.com: Panic Unnecessaryと題する記事だが。

BBBはその記事でパニクる必要はないよ、と言っているが、Spokeoに対するいちばん有効な反応は、パニクることだろう。各州の司法長官たちが再選のための選挙活動をちょっと休んで行動を起こさないかぎり、次に起きることといえば、どこかが大金をはたいてSpokeoを買収することだ。

しかしいずれにしても、今はみんなが怒っているが、来週になればすっかり忘れてると思うね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))