Verizon iPhoneをまだ買うなと言うConsumer Reportsは正しいか?

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[筆者: Kyle Thibaut]

Verizon iPhoneはまだ買わない方がいい、と考えるのは本誌だけではないようだ。Consumer Reportsが最近、あの、待ちに待たれた製品を、買うなと読者にすすめている。同誌は一貫して、Appleに対して厳しいようだ(iPhone 3Gも推薦していない)。iPhone 4が出たときも、最初のいくつかの記事のあと、結局「買うな」に落ち着いた。

Consumer ReportsがVerizon iPhoneを買うなと言うのは、意外ではないが、でもその理由は、本誌読者が考えるものとは違うかもしれない。ではまず、Verizon iPhoneを「買うべき」だとしたら、その理由は何だろう。

買う理由:

  • Verizonはとても良いキャリアだ(圏域が広い)。
  • Wifi Hotspotがある(AT&Tもいずれ提供するという噂はあるが)。

来月買うべきでない理由:

  • Verizonは初期アップグレード条件を変えた(最短契約期間が20か月になった…後述)。
  • アンテナの問題が直ったのか不透明(Verizonのも同じ製品だがバンパーは無料ではなくなった)。
  • iPhone 4は最新製品ではない(1年前の製品になぜ殺到するのか)。
  • 4Gでない(…後述)。
  • 海外旅行向きでない(CDMAは主に合衆国のみ)。
  • データと音声を同時利用できない(これはけっこう大問題だ)。
  • ほとんど1年前の製品なのに価格の割引きがない。

Verizon iPhoneはVerizonにとっては新しくても、一般的には新しい製品ではないから、上のように、買うべきでない理由が多くなる。またこれらの理由は、この夏に出るかもしれない新しいiPhoneには絶対に「ない」といえる問題でもない。

今度のiPhoneは噂では完全な再設計だそうだから、すばらしい改良点も多いだろう。Consumer Reportsは、夏にiPhone 5が出るらしいが、問題がすべて解決していたとしても、早期に買った顧客のアップグレードサイクルが実質13〜14か月になってしまう、と指摘している。また、Appleが12か月という製品サイクルに固執するなら、Verizon iPhoneの処女ユーザはiPhone 6をすぐには買えないことになる。

しかし、iPhoneが5になったら、買う価値があるのだろうか? しかも、4Gでないのなら、この夏に出る新製品の意義があるのか? これは、Verizonの顧客が来月iPhone 4を買うか買わないかを大きく左右するはず。4Gなら、多くのユーザが満足するし、他機との競争でも強い製品になる。しかも、Verizonの顧客はiPhoneを使いたくて4年近くも待っていたのだから、こういうことを気にしない人も多いだろう。

Consumer ReportsはiPhoneの3.5インチの画面を古いと見なしているが、iPhoneは画面を大きくしないだろう(大画面がほしければiPadがある)。むしろ、電池寿命の長い使いやすい製品をAppleは目指すだろう。EVO 4Gよ、聞いてるかい?

Verizonの上で、iPhone 4にできてほかの機種にできないことは、何だろう? つまりそれを、積極的に買うべき理由とは? でも、今は、テスト期間だと考えるのが無難だろう。iPhoneに対する、Verizonのネットワークの強度や、AT&Tからの乗り換えがどれぐらいあるかをテストする。Consumer Reportsもこう言ってる: “これは、Verizonという企業をこの夏まで乗せて運ぶ過渡期的な製品である”。

ですから、待ちましょう。今後の2社の駆け引き次第では、この夏の低価格とより良いサービスを期待できるかもしれない。VerizonのCOO Lowell McAdamはこう言う: “何かについて、メディアにとても長い記事が登場するようになったら、それは本物さ”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))