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SocialBookがスタート。聖書もソーシャルに

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果たして本は、単独で無垢な作品であるべきか、それとも読者によって改変されコメントを付けられるソーシャルな物体であるべきなのか。もうすぐそれがわかる時が来る。今日(米国時間1/24)Rethink BooksSocialBooksを発売する。これは出版社が本をiPadアプリに変えるためのソフトウェアだ。そのiPadアプリを使うと、読者は本のテキストを選択して自分のコメントや写真、ビデオと共にTwitterやFacebookで共有できる。プライベートなグループを作って、読書クラブ的雰囲気を味わうこともできる。

この方法で最初にソーシャル化される本は、聖書(HarperCollins刊)だ。こうすることで、聖書を絵画などのアートや、聖書にかかわるビデオなどと共に表現することができる。もちろん、モンティー・パイソンのLife of Brianのビデオをアップロードすることもできる、それがソーシャルメディアの醍醐味だ。個人の写真やビデオでさえ、良書に現代的な解説や個人的解釈のレイヤーを加えることができる。

Rethink Booksは、あらゆるジャンルで同じような力学が働くことを期待している。写真やビデオはFacebook(ビデオならYouTube)にアップロードされるため、文字以外のメディアを使って、今読んでいる本を友だちに紹介することができる。アプリには、テキストを選択したりコメントしたりした時に著者を「フォロー」することによって、著者と読者を直結するチャンネルを作る機能もある。選択されたテキストや、コメント、写真、ビデオなどを通じて著者が解説を加えることによって、映画のディレクターズカットの書籍版のようなものができる可能性もある。SocialBooksをダウンロードした人たちは、互いにフォローしあって友だちの本棚を見ることが可能で、おそらくこの過程で新しい本を発見するだろう。

本というのは、元々きわめてソーシャルな物であり、読む本を選ぶ時、友人や尊敬する人の推薦に影響されることが多い。果たしてソフトウェアによるソーシャル化を加えることで、ソーシャルな発見が改善されるのか、それとも読書の妨げになる小細工にすぎないの
下に貼ったのは、昨年11月RethinkBookのファウンダー、Jason IlianとJason Johsonの二人がデモをしてくれた時のビデオと、Life of Brianのオマケ映像。

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(翻訳:Nob Takahashi)