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比較サイトのFindTheBest、急成長中

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たいていのスタートアップはローンチ後少なくとも数ヶ月はトラフィックがホッケースティック型に急上昇はしないものだ(たとえばTwitterの場合でもブレークしたのは1年後だった)。もしいきなりホッケースティック状態になるようだったら、ほんとうに何かユニークな特長があるか、それとも何か怪しい点があるか、どちらかだ。

DoubleClickの共同ファウンダー、Kevin O’Connorが創立した比較エンジンのFindTheBestは間違いなく大量のトラフィックを集め始めている。このサービスはKleiner Perkins Caufield & Byersから資金を調達して昨年12月にローンチした。以来、メディアの話題になっていないのに、急成長を続けている。同社では月間ユニーク訪問者は100万と発表している。もまだ十分な期間の統計が取られているわけではないが、Competeの調査でもホッケースティックの兆候がうかがえる(実数についてはCompeteは当てにならないので無視してよい。しかし傾向は分かる)。

それではFindTheBestはトラフィックを買っているのか? O’Connorは「そんなことはしていない」という。主として各種の検索エンジンからの流入による自然な増加だという。まだ絶対量としてはさしたるトラフィックではないが、これまでのところ成長カーブは絶好調だ。メディアの報道による一時的な殺到とも思えない(というより12月のローンチ以来メディアにはまったく取り上げられていない)。

それではこの成長の理由は?

FindTheBestはデータ収集と比較のための非常によくできたエンジンだ。たとえばコースの長さや料金でスキー・リゾートを比較したり、政府の調査データに基づいて栄養補助食品の有効性を比較したりできる。左カラムから「頭痛」をクリックするとメラトニン、ペパーミント、ビタミンB2などが効くかもしれないと分かる。情報源はすべてFindTheBestのスタッフが確認しており、リンクの一覧が下部に表示されている。

今日(米国時間2/3)、FindTheBestは大量に新機能を追加した。たとえば「最上級比較」では各種の最大、最安値、最良、最長、最速などを検索する。コース全長が最も長いスキーリゾートは? ここだ

専門家が最良と認定したアイリッシュ・ウィスキーはこれ。上部右側のChartボタン(これも新機能)をクリックするとデータがビジュアルにグラフ形式で表示される。

こちらは一流大学の比較だ。そこでハーバードとスタンフォードにチェックを入れてクリックするとこの比較が得られる。そこで右上のChartボタンを押すと、合格率、SAT得点、授業料などがグラフで表示される。

その他、インタフェースの改良、ユーザープロフィールのページの追加、Facebook Connectの導入なども行われた。

FindTheBestの優れた点は、データの質が良いことだ。政府機関その他、信頼できる情報源からのデータを集め、さらにその情報源が明記されている。見せ方も分りやすく巧みに処理されている。

このサイトは本物だと思う。今後に注目だ。

Update: FindTheBestは職場環境もいいようだ。オフィスはカリフォルニ州サンタバーバラ。この記事を書くためにO’Connorを電話で捕まえるのに少々苦労した。全社員が海岸でフリスビー大会をやっていたからだ。優先順位を正しく心得たファウンダーだ。下の社員で赤いショートパンツをはいているのがO’Connor。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01