iPhoneアンテナゲート再び?!

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出版業界の抵抗をよそに、AppleがiTunes経由の定期購読を必須に

アンテナゲートを覚えておいでだろうか。えっ、覚えていない? では、思い出させてしんぜよう。あれは史上最大の出来事だったと言っていい・・・2週間ほどの間。言い方を変えよう。あれは、一般人がまず心配する必要のない問題について何十もの記事を書くことのできる、一部のテクノロジーメディア業界人にとって、史上最大の出来事だった。

信じられないって? だったら、昨四半期にiPhoneを買った1600万人以上の人たちの誰かに聞いてみるといい。あるいは、その前の四半期に買った1400万人に。アンテナ問題がどんな大事件だったかといえば、各四半期でAppleはiPhoneの売上げ新記録を達成しただけでなく、この製品に腹を立てて返品した顧客がいたという話をおよそ聞いたことがない。まったく、あの厄介なアンテナめ ― もう少しでAppleを滅ぼすところだった!

冗談はさておき、あのアンテナゲートを叫んでいた人たちも、結果的に何の問題でもなかったこの出来事に関して落ち着きを取り戻した、とみなさんは思っているかもしれない。違う!iLoungeは。彼らは「アンテナゲート2」(登録商標申請中)をひっさげて帰ってきた。

しかし、今回の方がすごい。Verizon版iPhoneには「死のグリップ」だけでなく、「死のハグ」問題もあるという。iPhoneを両手で完全に力いっぱい包み込むと、一部のWiFi信号が途切れることがある!

関連情報:電波の来ない部屋にiPhoneを閉じ込みておくと、一部の信号が途切れることがある。

iLoungeのビデオにあるような方法でiPhoneを持つ人間はいないこと、これがあまりに明白な「釣り」(われわれも快く応じた)であるという事実はさておき、私はこう言いたい。もしアンテナゲート1が100に10程度の問題だったとすれば、これは0だ。いや、マイナス1かもしれない。

私は常に、iPhone 4(AT&T版ね)のアンテナ問題は紛れもない事実であるというスタンスを取ってきたが、あれは大問題ではなかった。しかし今回は、問題ですらない。まず、私にはVerizon iPhoneで「死のグリップ」問題を再現できない。AT&T版ではできた(今でも)。Verizon版ではできない。Appleが新モデルのアンテナの設計を変えたことはすでに知られているので、問題を修正することなく何かを変えることはあり得ない。

第2に、そうは言っても今もアンテナはiPhoneの外側にある。昨年夏みんなわかったように、人体が信号レベルを上げることはない。むしろ、悪化させる。おそらくVerizon Phoneの信号レベルを下げるための曲芸的方法が存在するであろうことは私も信じる。たとえば「死のハグ」のように。

第3に、厚さ4フィートのコンクリートでiPhoneを包むことによっても、信号レベルが影響を受ける可能性は高い。これを証明するビデオを待っているところだが、警告はしたからね。

[写真:flickr/coun2rparts

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(翻訳:Nob Takahashi)