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自分の技能を地域社会に奉仕してお小遣いを稼ぐ「売ります買います」サービスPaygr

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たとえばトレーナーを雇いたかったり、あるいは逆に、自分の専門知識や技能(Webデザイナー?)を売りたかったりすることはない? だったら、Paygrでキマリだ。ここは、「物」だけでなく人間が「やること」も売るマーケットだ。立ち上げは6〜8週間後と言われているが、まるで、PayPalとeBayとCraigslistの良いとこ取りをして、会員たちのコミュニティを作り、お互い安全に物やサービスの”買いたいです/私が売ります”の提供関係を作る。

その仕組みはこうだ: まずPaygrのホームページへ行って会員登録をする。あなたが買い手ならクェリを入力し、するとPaygrが売り手のリストを見せてくれる。各売り手には、ほかの会員が書いたリビューがある(Paygrのシステムはユーザのソーシャルグラフを取り込むので、友だちに寄せられたリビューも見ることができる)。売り手は徐々に自分の評判を形成し、信用の基盤を獲得する。

ファウンダのBrad DamphousseとAndrew Ballesterはそれまで、オンラインの資金調達サイトGoFundMeにいた。彼らによれば、GoFundMeでの経験から学んだのは、まだまだWebサービスは”本当にできることの薄い上っ面”しか提供していないこと。とくにローカルサービスに今後の大きな可能性がある。そこで2010年の9月にPaygrの開発を開始し、 PayPalのAPIを詳しく知ることにより、バックエンドの形を把握、そしてオンラインの支払い(送金と入金)の安全なやり方も学んだ。このPayPalふうの支払い方式を基盤として、PaygrはCraiglistの“Services”と“For Sale”(売ります/買います)の仕組みを取り入れ、ローカルなトランザクションを、匿名でないより安全なものにするよう努めている。

Paygrは現在自己資金だけのサイトだが、投資家も求めている。収益源としては、GoFundMeの場合と同じく、トランザクションの5%程度の手数料を考えている。

もちろん、こんなサイトはほかにもある。たとえば、2009年のTechCrunch50で優勝したRedBeaconをおぼえておられるだろうか。このサービスは、”OpenTableのようなオンライントランザクションによりより多様なサービスの提供を目指す”、という売りだった。このほか、GigbuxPeopleStoxFiverroDeskなども、同じ市場をねらっている。

しかしPaygrが彼らや、あるいはeBay、Craiglistなどと違うところは、扱う仕事が独特であることだ。もちろん、サービスの単価が5ドル10ドルという小企業のトランザクションも扱うが、しかしそれだけではなく、近隣社会における個人間のトランザクションもPaygrは扱う。しばらく休暇旅行に出かけるので、そのあいだ、うちの金魚に餌をやっておくれ、なんてのでもいい。それが、Paygrならではの特長になる。GoFundMeの成功も、そういうところが鍵だった。

今日(米国時間2/9)から、Paygr.comはアカウントの申し込みを受け付ける。

〔余計な訳注: ご近所の定年退職じいさんは、衣類のリサイズサービスを提供している(単価はだいたい千円)。一度お願いしたことがあるが、その仕上がりは神業(かみわざ)クラスの見事さだった(どこをどうしたのか、シロウトが見ても分からない)。このPaygrのようなインターネットサービスは使っていない。自分ちの塀に、小さなポスターを貼ってるだけだ。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))