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Google、コンテンツファームをブロックできるChromeエクステンションを提供―果たして検索精度改善に役立つか?

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この週末は検索をめぐるドラマが盛りだくさんだった。New York Timesは大手デパートのJC PenneyがGoogleのページランクを不当に操作していたことを暴露した。パロディー・サイト、 The Content Farmの笑える記事、検索エンジン専門家のDanny Sullivanの“Google検索法入門、われらがMike Arringtonの検索はまだ全然ダメだという苦情、等々。その中でGoogleは、ユーザーが不要と判断したサイトをその後の検索結果から排除する簡単な方法を提供し始めた。

このPersonal BlocklistというChromeエクステンションは、ユーザーが指定したドメインをその後の検索結果から排除する。またブラウザの右上のアイコンをクリックするだけでブロック中のサイトのリストが表示され、ユーザーが編集することもできる。

われわれは浅薄、低品質な情報を大量に撒き散らすcontent farmsを探知するための新しいアルゴリズムを開発しました。その重要な要素は、ユーザーからの明示的な情報提供です。

つまりGooglはユーザーからのフィードバックをページランクのアルゴリズムに取り込むことでこうしたジャンク情報サイトを発見する作業をクラウドソーシングしようとしているわけだ。ふむふむ。しかし、どの程度効果が上がるだろうか? このエクステンションの存在をどうやってユーザーに知らせるのか(皆が皆TechCrunchの読者ではあるまい)? ユーザーはエクステンションを発見して、インストールし、ブロック情報を細大漏らさずGoogleに送り返すことを承認する必要がある。またジャンク情報サイト同士がお互いの商売を邪魔しようとして利用する可能性もあるだろう。

検索エンジンのライバル、Blekkoも最近、 slashtagの編集部からの情報提供に基づいて、もっともスパム的な大手サイト20箇所を検索結果から完全にブロックするという似たような対策を取った。しかしこれは話題を集めただけで、実効のほどは疑わしい。

Googleのエクステンションはこちらからダウンロードできる。

〔訳注:エクステンションをインストールするとGoogleの各検索結果の最後に「Block ドメイン名」の1行が追加される。クリックするとそのドメインは以後ブロックされる。
コンテンツファームとは広告収入を得るために大量のジャンク記事を製造するサイトをいう。検索エンジンの精度を下げる要因として最近問題視されている。本文中で紹介されているパロディーサイトには典型的なコンテンツファームのフォーマットで「自分の年齢を知るには?」「ミルクを注ぐには?」「頭から血が出ているかどうか知るには?」といったナンセンスなQ&Aが掲載されている。〕

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01