卯(うさぎ)年の旧暦正月–Googleが高速JavaScriptエンジンを搭載したChrome 10ベータをリリース

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ここ数か月の様子を見ていると、Googleはいよいよますます、Chromeバージョン番号に関する話題を避けるようになった。

例外は、何か特別のことがあるときだ。特別のことは、けっこう頻繁にあるようだが。

今日(米国時間2/17)のChromeのブログ記事では、ベータが発表されたばかりのChrome 10の新機能をいくつか取り上げている。

旧暦の新年を迎えるにあたり、この新しい”兎の年”にふさわしい大量の機能強化をChromeのベータチャネルに提供できることを、たいへん嬉しく感じております”、とGoogleは書いている。Chrome 10ベータに盛り込まれた新しい機能や改良点の完全なリストは、ここにある。それらは、パスワードのシンク(sync)、ハードウェア(GPU)アクセラレーションを用いたビデオ、設定用のタブ、などだ。しかしChromeの新バージョンの最大の売りものは、やはり、またまた、スピードだ。

具体的にはそれは、JavaScriptのスピードのこと。Chrome 10は、V8エンジンの最新バージョン、通称 “Crankshaft”を使っている。Googleは12月に行われたChrome OS/Web Storeのイベントでそれをプレビューし、Chromium(Chromeのベースとなっているオープンソースのブラウザ)と、Chromeのデベロッパビルドの両方でテストしてきた。しかし、今では一つではなく二つのブログ記事で大宣伝しているぐらいだから、ついに一般供用の時期が来た、ということなのだろう。

Google曰く:

ChromeのJavaScriptエンジンV8は、計算集約的なJavaScriptアプリケーションを前よりもさらに高速に動かします。事実、今回のベータリリースでは、Chromeの今現在の安定バージョンに比べて、V8のベンチマークスーツをなんと66%も速く実行しました。

下のグラフでお分かりのように、Chrome 10におけるV8のベンチマーク結果は、それまでに比べて驚異的なほどの好成績だ。

Chromeのベータバージョンはここで入手できる。ただし、もちろんこれは、最終安定版ではない。でも、この記事はChrome 10βの上で書いたが、かなり安定しているし、それに、なんといっても速い。

[写真: flickr/robobobobo]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))