[jp] ネット家電のCerevoが2億5000万円を調達。年内の新商品発表とついに世界展開へ

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ネット家電を開発・販売するCerevoは新たに2億5000万円の出資を受け入れたことを発表した。一部を資本準備金とし、資本金は2億460万円となる。

今回の増資はこれまでもCerevoを支援してきたイノーヴァを中心に、インスパイア・テクノロジー・イノベーション・ファンドネオステラ・キャピタルが参加している。

調達に関して同社代表の岩佐琢磨氏に目的を聞いたところ「新商品開発とグローバル展開」の二点を教えてくれた。新商品の具体的な内容については回答してくれなかったが、リリース時期については「年内には確実に」発表するそうだ。また、グローバル展開のエリアについても明言は避けながらもおそらくこれまで北米中心にCerevoCam等の商品アピールをしてきた経緯から急にアジアやヨーロッパへ方向転換することは考えにくい。

CerevoCamがカメラ一体型で次にUstream対応、その後LiveboxがUstream配信のみに絞った進化を遂げたことを考えると、新商品がUstream対応から離れることも想像しにくい。通常の家電メーカーであれば小型化や省電力などの方向性もあるかもしれないが、彼らはスタートアップ。そこは直球勝負というよりは確実に変化球を投げてくれるだろう。

また、今回の増資によってメンバーも新たに募集するそうだ。近日中に開始する募集に関して岩佐氏も「技術者を中心にマーケティングなど幅広く」メンバーを募りたいと語る。私も秋葉原のオフィスを何度か訪問しているが、あらゆる場所に基板が目につく、技術者中心の「工房」イメージだっただけに、販売など岩佐氏が中心的に担っていたパートへの新たなメンバーの参加は、彼らの展開に大きな力になるだろう。

日本経済の柱でもある家電。もちろんその影響力はまだまだ健在だが、テク系の界隈ではスマートフォンを中心とする台湾、韓国といったメーカーの話題が次第に大きく聞こえるようになってきた。もし、過去先人達が起こしてきたイノベーションが起こりにくい状況になっているのであれば、Cerevoのようなスタートアップが果たす役割は大きい。彼らの社名の一部にもなっている”Revolution”を大いに期待したい。