Twitter、プライバシーポリシーおよび収益化に関する違反、ならびに商標利用規約違反でUberMediaアプリケーションの使用を差し止め

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興味深いニュースが入ってきた。記事によれば、Twitterは利用規約違反でUberTwitterとTwidroydの利用を差し止めたとのことだ。

UberTwitterおよびTwidroydを運営していたのはUberMediaだ。同社はTweetdeckなどを含むサードパーティー製のTwitterクライアントを買い集め、Twitterのウェブおよびモバイルクライアントと真っ向から対決しようとしている。

Twitterのスポークスウーマンによる、UberTwitterおよびTwidroydの利用差し止めについての説明を見てみよう。

私たちは、すべての開発者に基本的なルールの順守をお願いしています。ルールはまず利用者の利益を守るためであり、またひいてはTwitterのプラットフォームを健全かつ活発に保つためのものです。

ルール違反に対しては、しばしば現実的に行動を起こしています。実は平均的に、日々API利用規約に違反するサービスを100件以上も停止しているのです。こうした活動を通じて、Twitterを廻るエコシステムが健全に保たれていると自負しております。

本日もいくつかのアプリケーションへのフィードを停止し、その中にUberTwitter、Twidroyed、およびUberCurrentが含まれていました。これらはTwitterのポリシーおよび商標に関する利用規約に複数の点で抵触していたために利用を差し止めたものです。プライベートDirect Messageを使った140文字以上の送受信などのプライバシー関連の問題、商標利用規約違反、また収益のために利用者のツイートの改変を行うなどの違反行為を行っていました。

私たちは2010年4月より、UberMediaとTweetUpと名付けられたアプリケーションをリリースした時より、利用規約に抵触する件につき話し合いを続けてきました。Twitter利用者が一般名詞として利用する単語をプロダクト名称としており、商標権に関する違反があるものと判断したためです。今後もUberMediaとは話し合いを継続し、私たちの提示するポリシーに従った形で各種アプリケーションの利用差し止め状態に終止符を打ってくれることを望んでいます。

もしかするとこれはTwitter側からの宣戦布告ということなんだろうか。プライバシー規約違反や商標の利用規約違反については、かなり厳しく非難をしている。歴史を振り返ってみると、UberMediaはこれまでにUberTwitterEchoFon、およびTwidroydを買収してきた。2010年4月にはTweetUpを立ち上げ、後に名称をPostUpに変更し、さらにUberTwitterを買収してUberMediaと名前を変えた。同時に多額の資金調達も行っている。

プライバシー問題や収益化についての規約に反しているのかどうかということについてはよくわからない。商標利用規約違反については、サードパーティーのアプリケーションにTweetやTwitterという単語を含めることについてTwitter側が苦言を呈していることもあり、その流れで違反を問われたものだろう。Twitter側の立場に立てば、この問題についてはほぼ1年間にもわたって指標を示してきたのだということになるのだろう。ただ、UberMedia側の発言にも耳を傾けておきたい。

UberMedia側からの意見については、現在TechCrunchとしても問い合わせを行なっているところだ。Twitterとのぶつかり合いが泥仕合になるのではないかと危惧するむきもある。

UberMediaのアプリケーションを利用している人に対し、Twitterから送られたメールを以下に掲載しておく。

Dear xxxx,

Twitterを利用する方法は数多くあります。そのような中、私たちはTwitterをより良く、高速で、そして信頼性を高く保つよう努力してまいりました。そうした中、利用者の利便性や、Twitter全体の健全さやバイタリティを保持するため、アプリケーション開発者に対してシンプルなルールを遵守するように求めてきました。ルールを守ってもらうため、強権的な動きに出ることもあります。

本日このメールをお送りしているのは、ポリシーに抵触するtwidroydの利用を差し止めたことをお伝えするためです。

私たちはポリシー違反のかどで、1日に100以上のアプリケーションについて利用差し止め措置を行なっております。たいていの場合、差し止め対象となるアプリケーションはほとんど使われていないものです。ただ本日は、利用差し止め措置を行ったアプリケーションの利用者が多数にのぼるためにメールを送らせて頂いています。

今回の利用差し止め措置でTwitterが利用できなくなったという方にも、ぜひTwitter自体の利用は継続していただきたいと考えています。Twitter for Androidなどのオフィシャルアプリケーションもご利用頂けるようになっております。モバイル版のウェブサイトや、他のサードパーティーから提供されているアプリケーションなどもぜひ試してみてください。

ご不便をおかけすることをお詫びいたしますとともに、今後ともTwitterをぜひともよろしくお願いいたします。

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(翻訳:Maeda, H)