最初の公式Chrome OSデバイスはモニター? オールインワンPC? 違う。

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今日(米国時間2/21)、Chrome OSサイトのブログに、公式Chrome OSデバイス第1号機の詳細あるというタレコミがあった。当然興味をそそられた私は飛んでいった。そこに書かれていたのは、Chrome OSの走るノートブックでもネットブックでもなく、モニター!だった。具体的には、AcerがこのDX241Hと呼ばれる「モニター」あるいはおそらくオールインワンPCをChrome OSデバイス第1号機として発表するらしいという。他にもいくつか同じ趣旨の報告がある。

変だよね。どう考えても。われわれが聞いている情報によると、全く正しくないから。

おかしいことがある。Chrome OSサイトの記事は、ドイツのサイトであるheise onlineを参照していて、そこではAcerがこのデバイスでChrome OSをサポートすると発表したと言っている。しかし、AcerがGoogleの公式Chrome OSデバイスパートナーであり、われわれが知る限りGoogleはそんなデバイスのことを全く知らないと言っている。

Chrome OSは当初「ネットブック」OSと見られていたが、Googleはすぐにこれを(少なくとも最初は)ノートブック用であることを明言した。昨年末Googleが配布したテスト機Cr-48が、ノートブックであったことがこれを裏付けている。情報によれば、Googleは今でもChrome OSを「ノートブック」OSとして今年中頃に世に出すことに強くこだわっている。そう、Acerはそのためのパートナーの1社だ。

とはいいながらも、Chrome OSやChromium OSのコードはオープンソースである。だからデベロッパーは、これを使って何をしてもよい。しかし、繰り返すがAcerはGoogleのChrome OSに関するパートナーであり、Googleを出し抜いてオールインワンのiMacライクのパソコンを自分で作ることは極めて考えにくい。

Googleは、Chrome OSをノートブック以外にも例えばタブレットや、場合によってはデスクトップPCにも拡大することを考えている。しかし、最初の重要命題はノートブックを市場に出すことだ。そしてそれは、パートナーが奇妙なモニターだかオールインワン機だか、全く別の市場に向けたデバイスを作っているようでは実現できない。

まとめ。最初の公式Chrome OSデバイスは、モニターでもオールインワンPCでもない。ノートブックである。そして2011年中頃に発売される。

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(翻訳:Nob Takahashi)