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YCombinator発のHelloFax:ブラウザーからファックス送信

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理想的世界では、今頃ファックス機は、空気を読んで優れた(かつ環境にやさしい)テクノロジーである電子メールや電子署名に役を譲っているはずだ。しかし、ファックスは今も健在であり、日々これを使うことに固執している企業もある。幸い、eFaxなどの会社が現れて、ファックス機に代わるサービスを提供してくれているが、このたび新たにY Combinatorの資金を受けたスタートアップが、さらに便利な生活を目指して登場した。その名はHelloFax

今や、オンラインFAXサービスは決して新しいものではない。eFaxとMyFax(つい最近前者に買収された)はどちらも、実際のファックス機がなくてもファックスのやりとりができる堅実なサービスを提供している。少なくともそう謳っている。しかし、HelloFaxのファウンダー、Joseph Wallaは、これらのサービスではフォームに書き込んだり署名したりするのが苦痛だという。印刷して、署名して、スキャンして送り返さなくてはならない(特徴を無にしている)。HelloFaxはこれを改善したいと考えた。

サービスの仕組みは単純だ。文書をアップロードすると、HelloFaxがデジタル画像として表示するので、ユーザーはそこに文字や署名を追加できる。フォームに書き込み、署名が終ったら、メールアドレスまたはFAX番号を入力すれば、HelloFaxが送信してくれる。署名にこだわるなら、紙に書いたものをスキャンしてHelloFaxにアップロードするか、マウスで描いてもよい。

eFaxも、印刷せずに文書に署名するためのソフトウェアを提供しているが、ダウンロードしてパソコンで使うデスクトップアプリだ。HelloFaxは、ブラウザー上で処理する方法をとっており、Wallaはこれを業界初だと考えている。

料金は送信1回に付き$1.99で、使用頻度の高いユーザーのためには購読契約もある。Wallaによると、eFaxが購読型の料金しかないのに対して、単発で利用できるのが特徴だという。

現時点でHelloFaxにできるのはファックの「送信」だけ ― 受信はまだできない。Wallaは、来月頃には受信をサポートする予定で、その場合は追加料金でHelloFax用の電話番号を提供すると言っている。

もう一つ残念なのが、テキストエディターが文書全体を1枚の画像として扱うため、Acrobatなどでは可能な、フィールド間の移動ができないことだ。ただ、それでも私は、ファックスの編集にはデスクトップアプリよりもHelloFaxを使いたい。また、Wallaはエディターの改善も進行中だと言っている。

ちなみに、ファックスに代わる手段は他にもあり、例えばEchoSignでは、メールを使って文書に署名ができる。しかし残念なことに、未だにハードコピーを要求する企業があるので、その時はHelloFaxが便利である。

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(翻訳:Nob Takahashi)