ChromeブラウザのOmniboxを超多機能にできるAPIが公開された

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Chromeブラウザのいちばん良いところは、そのスピードだが、二番目に良いところはOmniboxだろう。こういう、URLの入力と検索を兼ねた入力ボックスを、なぜすべてのブラウザが提供しないのか、不思議なぐらいだ。でもOmniboxは、これからさらに強力になる。デベロッパたちが作る拡張機能(エクステンション)が、このボックスの機能を利用できるようになるからだ。

GoogleがOmniboxのAPIについて初めて述べたのは昨年の8月だが、その時点では実験的な段階だった。しかし今日(米国時間2/23)のChromium Blogの記事は、このAPIを大きく扱っている。そしてデベロッパたちは、さっそくそれを使ったエクステンションの制作を開始したようだ。

記事中でGoogleは、Switch to Tabというエクステンションを紹介している。それは、Omniboxを使ってより簡単にタブを切り換える、というものだ。”sw[Tab]”という3つのキーをタイプすると、それ以降タイプするものがタブのタイトル中の文字列と解釈されるので、Omniboxに並ぶ候補から行きたいタブをセレクトすればよい。タブそのものを、マウスでクリックすればいいんじゃない? ところが、開いているタブがとても多いときには、どこに何があるか分からなくなることがある。たとえば、Amazonでいろんな本や製品のタブを開いているとき、タブ幅が小さくなるとどのタブも同じに見えてしまう。

このエクステンションはGoogleのChromeチームの主要メンバーの一人であるAaron Boodmanと、MozillaのFirefoxチームのFrank Yanが作ったらしく、まあこのAPIのデモみたいな作品だ(Firefox 4にはこの機能が最初からある)。

ブラウザのデベロッパではないふつうのデベロッパが作ったクールなエクステンションの一つが、>Quora Searchだ。このChromeエクステンションは、えーと、まさにその名のとおり、Quoraを検索する。これと同じことをするもっと単純なエクステンションを、本誌は12月に紹介したが、でもこっちのほうがずっと良い。ChromeのOmniboxを使うだけだから、余計なボタンや入力欄が要らないのだ。

>Quora Searchを使うためには、Omniboxでまず”>quora”とタイプしてからクェリを入力する。すると、Quoraはただちに検索結果を見せてくれる。

このエクステンションを作ったAddonFactoryは、Quora以外のいろんなサービス向けに、このようなエクステンションを作ることを考えている。そしてさらに、Omniboxから直接、Twitterでツイートできたり、Facebookのステータスをアップデートできるやつも作りたい、と言っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))