Readability、Appleに再審査を要求―ジョブズのメールで講読モデルの方針は変わるのか?

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ReadabilityはiOSアプリをAppleに再提出した。うまくいったらAppleに公開ラブレター書く!

about 2 hours ago via webRetweetReply

数日前、Readabilityは「Appleには失望させられた」という公開書簡を発表した。iTunesの新しい講読モデルは貪欲の塊だと非難、このままではAppleプラットフォームを放棄してオープンなウェブを支持せざるを得ないとした。このメッセージは思いがけなく大きな反響を呼び、Appleの新モデルに対してデベロッパー・コミュニティーの間に強い懸念が広がっていたことが分かった。しかしわずか2日後、Readabilityはアプリを再審査のためにAppleに提出した。どうやらラブレターも用意されているらしい。

なぜ急転して戦争から平和に変わったのか? 早くもAppleの方針が変わったのだろうか? ノーだ。少なくともまだ変わっていない。ReadabilityのRichard Ziade上記のツイートはジョークだったとして次のように説明した。

われわれはなぜこのアプリが承認されるべきであるかを付記してAppleに再審査を要求した。Apple側と話し合った事実はない。Appleがわれわれのアプリを承認するかどうか全く分からない。われわれとしては適正なプロセスを踏んでできるかぎりわれわれの立場を説明した。

というわけで、まだ朗報が流れたわけではない。しかし少なくとも希望はある。

Readabilityが当初怒り心頭に発したのは、Appleが彼らのアプリを「App Storeのアプリ内講読システムを利用していない」という理由で拒絶したからだった。この講読システムでは、Appleが売上の30%を要求する。Readabilityは「このような条件は不公正であり、道理に合っていない。なぜならわれわれが提供しているのはソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)であり、コンテンツを販売しているわけではないからだ」と述べた。

Readabilityの抗議の直後、スティーブ・ジョブズのものとされるメールが「新しい講読モデルは出版アプリを対象としている。SaaSアプリが対象ではない」と述べたため注目を集めた。.

ただしReadabilityの立場は依然としてグレーゾーンかもかもしれない。Readabilityはコンテンツを配信している。なるほど、彼ら作ったコンテンツではない―既存のウェブサイトのコンテンツから広告などを抜き取って読みやすく編集したコンテンツを提供している。それでもAppleが売上の30%を取るといのであれば、ビジネスモデルを激変させることは明らかだ。彼らはサービスを中止するか、iPhone市場から撤退する他ないだろう。

ジョブズのコメント後、Appleがこの問題をどう処理するか、Ziade自身も言うように、今後に注目だ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01