竜頭蛇尾とはこのこと―Jason Calacanis、TechCrunchに対する訴訟をひっそり取り下げ

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多くのジャーナリストが頭から騙されたPR用のから騒ぎ、明らかなハッタリがようやく終わったようだ。Jason Calacanis は自分の主催するLaunchカンファレンスが終わった翌営業日、昨年夏にわれわれを相手取って起こした訴訟の取り下げを求める文書を裁判所に提出した。これはわれわれとの和解ではない。実際、われわれの弁護士にメールで文書のコピーが送られてきて初めてそれを知った次第だ。

私がまったく失望したのは同業のジャーナリストたちの騙されやすさがひどすぎることだ。たとえば、格式あるAtlantic誌ともあろうものが、TechCrunchがCalacanisのLaunchイベントの取材を拒否したという記事を掲載している。主催者がわれわれを訴え、われわれに悪口雑言を投げつけ、TechCrunchの名前さえ拝借しているようなイベントを取材しなかったとしても十分理屈はたつだろうと思う。

しかしわれわれがそんな方針を決めたことは一度もない。Launchイベントには編集者の一人が出席していたし、他のスタッフもライブビデオで取材した。注目すべきスタートアップについてはもちろん記事を掲載している。誰に対してであれ、「Launchに出たらもうTechCrunchには書いてやらないぞ」などと言ったこともない。Atlanticの記者はJasonが言ったことをひたすら鵜呑みにしているだけだ。

こんな話はあと10でも20でもあるのだが、このあたりで止めておこう。Jasonの当初の非難に対する私の回答はここにある。そこでも述べたとおり、彼の主張も訴訟も何の根拠もないものだった。

このバカげた話題づくりのための訴訟の被害者になるのが終わってほっとしている。Jasonには心から幸運を祈る。本気だ。彼が長らく追い求めてきた成功を手に入れれば、回りのものに誰彼かまわず当り散らすのを止めてくれるかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01