[jp]PreziのCEOがTC Japanオフィスを訪問「日本語フォントについてはユーザーの声があれば改善する(かも)」

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Preziはインパクトあるプレゼンテーションを作れるソフトウェアだ。最近ではギークたちが集まる会場ではPreziによるプレゼンテーションをよく見るようになった。日本でも人気を集め始めているこのPreziのCEOのPeter Arvai氏が、先週の金曜日にTechCrunch Japanのオフィスにやってきてくれた。

Preziを知らない人は以前に掲載したこの記事を読んでほしい。単純に説明すれば、Power Pointと違って、1つの広大な面に表現したいことを描いて、あとは順に見せるように設定するという形式のプレゼンテーションツールで、ズームインしたりズームアウトしたりできるところが特徴だろう。Flashで作られているのも興味深い(デスクトップ版はAirアプリだ)。最近ではiPadアプリケーションも出している。ブダペストで生まれたこのPreziはいまでは25人の従業員を抱え、あのTEDカンファレンスなどから出資を受けている。

日本語が堪能なPeter曰く、プレゼンテーションという行為の歴史が始まって以来、Preziは4番目の大きな変革だということを語ってくれた。というのも、それまでの(3番目の変革である)Power Pointに縛られたドキュメント化するためのプレゼンテーション作りから解き放たれて、頭の中にあるアイデアを紡いで表現するのに適しているツールだからだ。これは黒板(これが2番目の変革)を使ってプレゼンテーションするのに表現するのに近いのかもしれれない(なお彼の話によればプレゼンテーションの最初はマジックランタンとか幻灯機を使ったお化けショーだとか)。

Preziは遠隔にいる人たちで、同じプレゼンテーションをリアルタイムに編集できるPrezi Meetingという機能も備えている。単純に発表のための資料を作るというよりも、互いのアイデアを編集しあうツールにも使えるのが興味深い。子供の教育用などに使われている事例なんかも説明してくれた。

ところで、Preziで気になるのは日本語対応の問題だ。Preziは日本語に対応していないわけではないので、日本語を表示はできるのだが、日本語フォントがどうにもイケていない。Flashアプリケーションのために自由にシステム内のフォントが選べないので、最初からPreziが持つフォントのみを選ぶことになるのだが、用意されているフォントがどうにも日本人にはかっこいいと思えないものなのだ。

韓国ではPreziは大人気ですでに3冊ものPrezi関連書籍が出版されていて、Facebookページもあって、そういったユーザーの声から韓国語のためのテーマ(フォント)が実装されたのだという。日本ももしユーザーの声が大きくなれば、イカした日本語フォントが実装されるかもしれないとPeterは語ってくれた。それが早く実現されることを望みたい。

そうそう忘れていた。日本でもPreziの本が出版されるらしい。日本でもファンが増えているPreziは今年あたりブレイクするかもしれないね。