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Chris Dixon

(Founder Stories)Dennis Crowley曰く「プロダクトについては頭に入っている。それを実現する組織づくりこそが難しい」

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人気スタートアップを起こすにあたって、最も困難なことはなんだろうか。FoursquareのCEOであるDennis CrowleyはFounder Storiesにおけるインタビューで「プロダクトを生み出すことではない」と回答している。もっとも難しいのは、プロダクトを提供する組織を作ることなのだと言う。プロダクトについては何年も熟考を重ねたものであったので、Crowleyおよび仲間たちは「何を提供するか」という点について悩むことはなかったとのこと。「プロダクトを生み出す母体としての組織を構築していくことの方が難しい」と彼は述べている。

Foursquareの従業員は2名から50名に拡大し、オフィスも大きなところに移り、そして数百万の利用者をサポートするためのバックエンドシステムを構築する必要があった。プロダクトとして利用者に提供するものではないが、プロダクトの提供にあたってはこうした土台作りが必要となるわけだ。「これまでは、Foursquareがサービスを提供するにあたって必要となるインフラを整備するための期間だったということです」とCrowleyは述べている。

このテーマについて口火を切ったのは、インタビューを行ったChris Dixonだ。「Foursquareの拠点として、なぜシリコンバレーではなくニューヨークを選んだのか」という質問からこの話が始まっている。Crowleyによると「カリフォルニアで仕事をしようとは全く考えてもみなかった」とのこと。「Foursquareの成功要因のひとつは、ニューヨークを拠点にしたことだと思う。サンフランシスコには新しいもの好きが多く、ある面で成長のマイナスになることもある」とのこと。ニューヨークにも新しいもの好きはいるが「全員がテック系企業で仕事をしているわけではなく」、同じ新しいもの好きの人たちではあっても、多様な分野の人を集めることができるのだという。Googleについても、ニューヨークに2,000名以上のエンジニアを抱えてオフィスを作ったことが、必要なタイプのエンジニア(ウォールストリートではなく、インターネット上の消費者を大事に考えるタイプのエンジニア)を集めるのに役立ったとCrowleyは確信している。

またCrowleyは資金調達や買収申し込みについても話をしている。プロダクトを提供していくにあたって、組織をベストな地位に位置づける方法は何だろうかという観点から物事を考えているのだとのこと。「やらなければならないことは、既に頭の中にあります。それを実現するために必要な組織を作り出すことを考えているのです」とのこと。Foursquareがどことも組もうとしないのはなぜだろうという問いに対しては次のように応えている。曰く「私たちがここ数年考えてきたことを提供していくことに注力したいのです。私たちがやろうとしていることは、他の企業が行なっていることと根本において大きく異なっているのです。私たちのビジョンがどこに繋がっているのかを見定めようと思っているのです」とのことだ。

インタビューの全容は、上に掲載したビデオに収められている。Part IPart III、およびPart IV(未訳)もぜひご覧頂きたい。またiTunesFounder Storiesを購読することもできる。

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(翻訳:Maeda, H)