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スマートラベルは賢い―Gmailに高度なメール自動分類機能

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昨年8月、Gmailは優先トレイ(Priority Inbox)を発表した。この機能はメール洪水をさばくのに非常に有効だと判明している。メールの重要性を自動的に判断して優先トレイに表示するこの機能はまだ完全とはいえないが、ユーザーが受信トレイを眺める時間を平均15%も削減したといわれる。

「優先トレイ」が有効だったことは疑いないが、Gmailチームはさらなるメール洪水対策を打ち出してきた。今日発表された最新の武器はスマートラベル(SmartLabels)だ。Labsでこの機能を有効にすると、Gmailは自動的に受信メールの内容を判別してBulk〔一括〕、Notifications〔通知〕、Forums〔フォーラム〕などに分類し、それぞれに対応した処理をする。

ラベルの意味は自明だろう。Notifications〔通知〕にはFacebookの投稿の通知、Amazonの受注確認など個人的な知り合いが発信人ではなくても重要な情報が含まれている可能性があるメールが分類される。Forums〔フォーラム〕はGoogleグループなどユーザーが参加しているオンライン掲示板からのメッセージだ。巨大なメーリングリストに基づいて大量に発信されるメールはBulk〔一括〕と判定されて受信トレイには表示されない。しかしフォーラム、通知に分類された場合は受信トレイに表示される。

もちろんユーザーは当初の設定を必要に応じて修正することが可能だ。この他、Personal〔プライベート〕、Promotions〔プロモーション〕というラベルづけも可能。

Gmailにすでに複雑なフィルタ機能を設定しているユーザーには今回の自動ラベル機能はそれほどメリットがないかもしれない。私自身はずいぶん前からFacebookやGrouponの通知をフィルタして受信トレイに表示させないようにしている。しかし一般ユーザーにとってはスマートラベルはたいへん便利な機能だと思う。ただし、この機能を有効にした場合は、左カラムに表示される「一括」や「通知」などのラベルを時々クリックして内容を確認しておくのを忘れないように。

この機能を有効にするにはGmailのLabs〔緑色の試験管アイコン〕 セクションを訪問し、「スマートラベル」〔日本語版でもすでに利用可能ずみ〕’を探してチェックを入れればよい。「優先トレイ」についてはGmailは全ユーザーに利用を勧めたが、スマートラベルの場合、今のところLabsでひっそりと公開している。

ちなみにHotmail(そう、Hotmailだ)にもある種のメッセージを一括してフィルタできるSweepという似たような機能がある。ただし、Gmailのスマートラベルは、ユーザーがなんら手を加えることなく自動的にメッセージの分類を開始するのに対して、Hotmailの場合はユーザーが分類の条件を入力する必要がある。

〔日本版注:スマートラベルは日本語メールに対しても機能する。楽天ニュース、Yahoo!ショッピングなどに加えて、公平にもGoogleアラートも「一括」に分類される。設定タブからフィルタを開くと「通知」、「一括」などがフィルタ名として表示されるので、編集をクリックして編集することができる。受信トレイをスキップさせたくないメールについては「含めない」キーワード欄に適当なキーワードを入力すればよい。〕

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01