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PayPalのワンクリック支払いサービス、Express Checkoutで売上18%アップ

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オンライン支払サービスの大手、PayPalはしばらく前からオンライン通販サイトに対してワンストップで支払い手続きがすむExpress Checkoutサービスの提供を開始している。このサービスを利用すれば製品を購入するユーザーが送り先の住所その他の情報をいちいち入力せずにすむ。 PayPal側に保存されている情報が利用してチェックアウト手続きを大幅に簡素化できる。ユーザーはPayPalのアカウントにログインするだけでよい。機能からいえばAmazonのワンクリック注文サービスに近い。PayPalは最近このサービスを携帯電話からの支払いにも拡張した。

今日(米国時間3/9)、 調査会社のIpsosとPayPalは共同研究のレポートを発表した。それによると、Express Checkoutの利用はオンライン通販サイトの売上アップに寄与していると認められたということだ。

レポートによると、Express Checkoutの利用者のうち83%が利用を開始してから売上が増大している。売上情報が入手できた通販サイトについては、利用開始後、平均して18%アップしている。売上が増大したサイトのうち84%が最初の3ヶ月で売上が増大したと回答している。なお、6ヶ月以内に増大したサイトが8%、それ以上かかったサイトが8%あった。

サービスを利用して以降、平均して売上総額の22%がExpress Checkout経由だった。新規顧客に限ると、 Express Checkoutの利用率は25%に上った。

もちろんこの調査は統計的に十分な意味を持つような網羅的なものではないし、オンライン通販サイト一般の反応を代表するものでもない。しかしデスクトップからであれ、携帯からであれ、シームレスなワンストップ支払サービスが売上増大に結びつく可能性に注意を向けさせるには十分だろう。PayPalではこうしたサービスをデジタルコンテンツを含む多様なプロダクトに拡張していく計画だ。

オンライン支払手続きのシンプル化に取り組んでいるのはPayPalだけではない。Googleは最近Google Checkoutを利用したデジタルコンテンツの支払システムを発表している。またNFC〔近距離無線通信〕技術を利用した携帯電話による支払いシステムの普及も近づいている。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01