SXSWを数字でふり返る―勝者はiOS、Foursquare、新顔ではGroupMe

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今年のSXSW Interactiveサイトはもはや単にパネル討論やキーノート講演を紹介する役割にとどまらなかった。2万人を超える影響力ある人々が一箇所に集まり、ありとあらゆるデジタル機器を利用して、ありとあらゆる手法でコミュニケーションを図るという条件にテクノロジーがどこまで耐えられるか、5日間にわたる試練の場となった。アプリとデバイスは一種の「加速テスト」を受けた。世界のそれ以外の場所を対照標本とする適者生存の戦いだ。

#SXSWというハッシュタグを含む(おそらくは一杯機嫌の)ツイートについて、SimplyMeasuredが予備的な分析を発表している。SimplyMeasuredのデータによると、#SXSWツイートのグループ・メッセージの分野ではGroupMeが、65%を占めて1位となった。モバイル・プラットフォームの分野ではiOSデバイスがツイートの74%を占めた(60%がiPhone、14%がiPad)、ロケーション関連ではFoursquareが65%でトップだった。

SXSWはアカデミー賞授賞式や“チャーリー・シーン(@charliesheen)ほどのツイートを集めたわけではないが、それでもかなりの好成績を収めた。週間ツイート数では#Oscarsが120万、 チャーリー・シーン@charliesheenが98万のところ、#SXSWは 31万5000ツイートだった。

位置情報サービスの調査会社、GeotokoもFoursquareの勝利だったと発表している。 5日間の会期中のオースティンの31箇所について4万8279回のチェックイン情報を分析したところ(下図)、 Foursquareが3万2392回のチェックインでトップに立った。地元テキサス出身のGowallaが8030回で2位。Facebookのユーザーベースの巨大さを考えると、Facebook Placesは7545回と振るわなかった。

FoursquareのDennis Crowleyはわれわれにチェックインの実数を教えてくれた。2011年3月11日のSXSWは同社の歴史で最多のチェックインを記録したという。Crowleyは「とにかくすごい数字だ。普段、われわれのチェックイン総数は1日で200万くらいだ。それがSXSWだけで1日260万回のチェックインがあった」と述べた。

結論: 起業家はiPad/iPhone向けに位置情報ベースのグループメッセージサービスを開発することを真剣に考えるべきだろう。

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