世界的大事件が相次ぐ中、Ustreamのブロードキャスター登録は10M、ユニークビュワー数は60Mに到達

次の記事

iPad用FacebookアプリケーションのFacepad、名前をMyPadに変更してからも300万ダウンロードと絶好調

動画配信サービスを手がけるUstreamは、この6ヶ月でさらに多くの利用者を集めることとなった。昨年にはチリの高山作業者救出劇があったし、チュニジアおよびエジプトにおける政治的動乱においても大きな役割を果たした。またチャーリー・シーンのショーを開始したり、ほんの少し前に発生した日本における地震・津波災害の様子も伝えている。Marketing and Communications部門VPのLynn Foxによると、サービス利用者数は急成長中。2月末の時点で1000万のブロードキャスターが登録しており、12月以来月次平均で20%の成長を続けているとのことだ。

Quantcastのデータによれば、Ustreamの月間ユニークビュワー数は全体で6000万に上っているとのこと。Ustreamサイトへの訪問者も1月時点で1800万だったのが、2月には2500万と増加している。そして成長はさらに続き、3月にはさらに10%増えて2750万に達する勢いらしい。またブロードキャスターのサインアップ数も先月だけで174,000に上っている(アクティブユーザの割合は不明)。

Foxによれば売上高も過去最高を記録しており、9四半期連続で売り上げを伸ばしている。そして月次の成長率は45%にも上っているとのこと。この数字によってUstreamが利益を生み出すようになっているかどうかについては、返答は得られなかった。

またFoxはUstream成長の要因について良コンテンツを配信していることと、プロダクト品質の向上、そして商品認知が高まっていることによる相乗効果だと述べた。今後は「現在提供しているプロダクトの品質を改善し、Pay Per ViewおよびAd Free等によるマネタイズの仕組みを確立していく」とのことだ。現状におけるUstreamのマネタイズの仕組みとしては広告、ペイパービュー、アドフリー、カンファレンスプロダクトサービスなどがある。

Ustreamがこれまでに調達した資金は$87.8M(8780万ドル)で、最近はモバイルアプリケーションの新版(ブロードキャストとストリーミングの双方に対応)をリリースしている。またVerizonの4G Android携帯すべてにUstreamが同梱される予定であることもアナウンスしている。モバイル環境からの情報配信は1月から2月にかけて77%の成長を遂げており、この流れにさらに拍車をかけることとなるだろう。

ちなみに直近の日本における大地震情報が過去最高の閲覧者獲得に繋がっている。Ustreamで災害の様子を見ようと、Apple Storeに人々が押し寄せたということもあったようだ。地震発生当日、大勢の人が悲惨な様子に釘付けとなり、チャーリー・シーンの番組はもちろんのこと、チリ鉱山労働者の救出劇全体を通してよりも多数となる720万ビューを達成することとなった。

日本ではおおぜいの人がUstreamを使っています。日本国内で大勢の人がUstreamを視聴し、それを海外の人も見ているということでしょう。個人個人のメッセージをTwitterで流すように、Ustreamを使っても災害に関する情報を配信・収集していたようです」とのことだ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)