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iPad用FacebookアプリケーションのFacepad、名前をMyPadに変更してからも300万ダウンロードと絶好調

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今年に入って早々、iPad用のFacebookクライアントであるFacepadというアプリケーションについての記事を掲載した。このアプリケーションはiPad用のTwitterアプリケーションから強く影響を受けたもので、Twitterアプリケーションで実装されていた「スワイプ」動作をFacebookにもたらすものとなった。ページをめくるような動作でFacebookの中を移動できるようになったのだ(動作もなかなか軽快だ)。Facebookに名称の変更を求められてMyPadに名前を変更しなくてはならなくなるというような出来事もあったが、大勢の利用者を獲得することに成功した。また利用者は日々、本アプリケーションを使って多くの時間を過ごしている。MyPadはApp Storeのこちらから入手できる。

共同創立者のCole Ratiasによれば、アプリケーションのダウンロード総数は1月のリリース以来これまでに300万件に達したとのことだ。また平均でのアプリケーション利用時間も1日に350万分に上っているとのこと。アプリケーションからアップロードされる写真の数も日々4,000枚程度という数字だそうだ。

MyPadは無料版には広告を掲載し、広告なしの有料版も販売している(有料版の価格は現在のところ115円に設定されている)。ただ、MyPadは単なるFacebookブラウザとしてではなく、アプリケーションにゲームプラットフォーム環境を統合してしまおうという狙いも持っているそうだ。Facebookに完全に依存するのではない形でのプラットフォーム実装を狙っているらしい。MyPad上に実装するプラットフォームを利用するためのツールを、外部開発者にも提供するつもりだとRatiasは述べている。今後数ヶ月以内に実現していく予定なのだそうだ。それまでに「大規模セカンドラウンド」を完了し、現在3人で運営している会社の規模を拡大する予定なのだという。

MyPadや、最大のライバルであるFriendlyの成功は、iPadが広く普及して1年ほどが経つにも関わらず、Facebookが独自のiPad用アプリケーションを提供していないという事実にもよるものだ。おそらく各種デバイス用のネイティブアプリケーション(Android版、iPhone/iPod Touch版、およびPalm OS版など)のメンテナンス等に時間をとられてそれどころではないという事情もあるのだろう。各種タブレット版のアプリケーションをリリースしていては、それぞれをきちんとメンテナンスしていくことも難しいと考えているのかもしれない。Facebookとしては各種タブレット版を出すのではなく、タブレット向けに最適化したHTML5によって実装したページを展開していくものと思われる。

現在のところ、iPadでFacebookを利用する人はMyPadやFriendlyを利用することが多いようだ。但しこれらのアプリケーションも完璧ではない。これらのアプリケーションがFacebookとのインタフェースとして利用しているのはFacebookの機能制限版であるtouch.facebook.comというモバイルサイトだ。これにより、アプリケーション側にも制限が出てしまっている面もある(たとえばChat機能の安定性が欠けている)。MyPadは、より安定している写真ビュワーやチャットクライアントを実装していく予定だとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H)