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新しいFirefox 4はたしかに速くなった―しかしChromeから戻ってくる価値はあるか?

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今日(米国時間3/21)、すでに新しいFirefox 4をダウンロードした読者なら、スピードが非常に速くなったことに気づいていることだろう。ChromeはもちろんSafari、IE9に比べても前のバージョンのFirefoxは作動が遅く、私は嫌気がさしてまったく使わなくなっていた。

しかし新しいFirefox4はMozillaによれば、従来に比べて6倍も速くなっているという。すくなくとも他のブラウザと太刀打ちできるスピードは回復したようだ。本稿執筆時点ですでに200万回近くダウンロードされているという(最新のダウンロード数についてはカウンターをチェックのこと)。

他のブラウザと比較した詳しいベンチマークの結果が続々と発表されるのは間違いない。しかしとりあえず今日、少しいじってみたところでは、Firefox4はChromeより速くはないにしても決して遅いことはないという印象だった。訪問するサイトによって多少のばらつきがあった。私がストップウォッチで計測したところでは、たとえばTechCrunchでは、FF4の方が1、2秒ロードが速かった。しかしストップウォッチなしでは差は感じられなかった。私がブラウザに求めるものは、第一にスピードだから、これはFirefoxにとって喜ばしい結果だ。スピードほど重要な要素は他にない。処理の遅さはユーザーを遠ざける要因のトップだ。そこでこの点では問題は修正されたといえるだろう。

またFirefoxはあらゆる種類のHTML5と最新のウェブアプリをすべてサポートしている。Web O’ Wonderページを訪問してチェックしてみるとよい。360度ビデオアニメやブラウザベースのゲームその他、高度なグラフィックスを利用したアプリが多数発見できるだろう。これらのほとんどはChrome版もあるが、ここでは特にFirefox 4向けにチューンアップされたアプリが提供されている。たとえば360度ビデオは、Firefoxの方が表示がきれいでパンもスムーズだ。しかし、Chrome版Safari版の方が優秀なJHTML5アプリも多数あるので、FF4版のデモを見ただけで優秀だと即断することはできない。

新Firefoxでは、オンライン広告に対して「Do Not Track〔情報を勝手に送り返すな〕」というオプションが用意されるなどセキュリティーも強化されている。またタブのモバイル版ブラウザとの同期、改良されたタブのグループ化、タブのサムネール表示などの機能も追加されている。

とはいえ、スピードが速くなったというだけで私がすぐにFirefoxに戻ることはなさそうだ。私はすべてのウェブ上の作業をChrome上に設定しており、たいへんうまく作動している。それに私は面倒くさがりだ。とはいえ、万一Chromeの挙動がおかしくなったときに使える予備のブラウザのひとつにFirefoxが復活したのは喜ぶべきことだろう。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01