Facebookの新しいQuestionsにはあなたのソーシャルグラフが答をくれる

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Facebookは昨年の7月に、その名もQuestionsというQ&A製品を立ち上げた。それは、噂とスクリーンショットのリークから何か月もあとのことだった。当時本誌は、それが巨大な機能になると予言した。なにしろユーザ数が5億(今は6億)だから、すぐにYahoo Answersなどを凌ぐQ&Aサイトになり、トラフィックを大きく押し上げるだろう。また、Quoraの強敵にもなる。この人気絶頂のスタートアップは、ファウンダが元FacebookのCTO Adam D’Angeloと同じくFacebookのエンジニアでマネージャだったCharlie Cheeverだから、ある意味、敵対関係にある。

でもそのQuestionsは、結局離陸しなかった。Facebookはアクセスをごく少数のユーザに限定し、最近の数か月はこの製品は人気がないという情報が飛び交っていた。そして今日(米国時間3/24)入ってきたニュースは、その噂を裏書きするものだ。FacebookはQuestionsの改訂バージョンを発表したが、それは、前の製品とはまったく似ても似つかぬものになった。そして、Quoraにとって脅威、という線はまったく消えた。

新バージョンのQuestionsは、前ほど意欲的な作品ではなく、質問をFacebookの全コミュニティに向けて発信することはできない。むしろそれは、Facebookの伝統の’ソーシャル’の線に沿ったものになり、質問はフレンドのNews Feedsに人気投票アンケートのような形で現れる。それを見たフレンドは、「この中のどれを選ぶか」というタイプの質問に答えたり、あるいは新たに自分の答を書いたりできる。第一印象としては、名前はQuestions(質問)よりもPolls(投票)のほうがふさわしい、と思った。

たとえば、サンフランシスコのお気に入りのレストランを友だちに尋ねるときは、選択肢をあらかじめ“In-N-Out Burger”、“Tony’s Pizza”のように書いて投票させてもよいが、それでも友だちは、選択肢のリストにない店を書いてもよい。投票でも新規記入でも、とにかく誰かがこの質問に答えたら、その人のフレンドのNews Feedsに質問が現れる。つまり、一度自分のフレンドたちに質問すると、その質問がヴァイラルに広まっていく。自分のフレンドからの答はつねに強調表示されるが(フレンドの顔の小さなサムネイルが付く)、多くの人に広まった質問には、知らない人からの答えもたくさん来る。

前のQuestionsのように、トピックによる閲覧はできない。質問は、News Feedの一部として出てくるもののみである(Dashboardで「質問は自分のフレンドからのみ」という指定はできる)。この大きな変更によって、Facebook Questionsは、Quoraのように大きなデータベースを背中に背負った知識ベースではなくなる。友だちからの’おすすめ’が、得やすくなるだけだ。

プロダクトマネージャのAdrian Grahamによれば、この変更は前のQuestionsの使われ方がヒントになっている。前のQuestionsでも、”友だちに何かを尋ねる”という形の質問がとても多かったのだ(「レストランはどこが好き?」など)。しかしその質問に、知らない人が長い答を書いたりすると、ユーザの友だちはびびってしまって、まったく答を書かなくなったりする。新しいQuestionsでは、投票的な要素を強調することによって、そのストレスを取り除く。

Facebookは、これが今度こそユーザをたくさん乗せて離陸すると自信満々のようだ。前のQuestionsは尻すぼみになってしまったが、今回はFacebookも本腰を入れるらしい。それに今回は、ユーザがFacebook.com/questionsへ行って、直接この機能へオプトインすることもできる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))