大手映画会社が30ドルのレンタル事業を発表–ついに映画館は滅亡へ

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ハリウッドのお偉いさんにとって2011年は悪夢の年だ。四大スタジオ(20th Century Fox、Sony、Universal、Warner Bros.)が、有料のオンデマンドビデオサービスを来月DirecTV上で、”Home Premiere”という名前で開始する、と発表した。対象は、劇場封切りからわずか60日後の映画だ。レンタル料金は30ドル。このお値段を聞いて怒った人は、映画館のオーナーならどう思うか、想像してみよう。

AllThingsDが描いている状況によると、30ドルは思ったほど高くない。父ちゃんがなんとか時間を捻出して、思い切って、たった一人で映画館へ行くことに比べたら…。 ベビーシッター、駐車、映画のチケット、ポップコーン、それにたぶんソーダ、以上で軽く30ドルは超える。

スタジオたちはラスヴェガスで開かれた業界の大会でこの発表を行った。おぉ、それに彼らは、事前に映画館のオーナーたちへの根回しはまったくしなかった。

National Association of Theater Owners(全米映画館オーナー協会、頭字語はNATOだ!)は、この有料のビデオオンデマンドを”見当違いの冒険”と呼び、”映画業界の将来は、映画コミュニティ全体で決めるべきこと”、と言っている。

映画館のオーナーたちは、自分たちがお払い箱になったと感じているようだ。劇場封切りと家庭消費とのあいだにある窓を下げることによって(最近は、劇場封切りからわずか3か月後に入手できるブルーレイもある)、だんだん人びとは映画館へ行かなくなる。”今度のAdam Sandlerの映画はおもしろそうだね。来月VODに出たら見ようよ”、てなことになる。

それが、彼らの心配だ。’心配’は、軽すぎる言葉かもしれないが。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))