政治活動(選挙戦など)のための総合Webサイトを簡単に作れるサービスNationBuilder

次の記事

Googleは人材流出を防ぐための高い堤防を築く–高額な株式譲渡で慰留するのだ

政治家たちや政治活動(選挙戦など)によるWebの積極的な活用は、今や欠かせないものになっている。募金やイベントの告知、ニュースの提供、ディベートの場、などなど、あらゆる目的にWebが使われている。しかし大統領選などの資金豊富な政治活動は、Blue State Digitalのようなデジタル方面の専門コンサルタントを起用できるが、並の選挙の並の候補者は組織もお金もないことが多い。そこで登場するのが、NationBuilderだ。候補者がこのSaaSを利用すると、短時間で見栄えの良いWebサイトを作れて、その上で募金活動、ブログ、ボランティアの募集、支払いの処理、カレンダー(日程管理)などを展開できる。

NationBuilderは技術知識のない人でも使えて、独自色のあるWebサイトやブログを作り、連絡先リストのインポートと大量一斉メールの送出などもできる。ソーシャルメディアに関してはNationBuilder上にFacebookやTwitterの複数のアカウントを置いて、それらの(支援者たちの)アカウントからツイートやFacebookのメッセージを送れる。また、大量一斉のテキストメッセージングも可能だ。

いちばん便利な機能の一つは、財務ダッシュボードだろう。ここでは、寄付者数、平均寄付額、寄付総額(日、月、年ベース)、予備選までの残り日数などなどをチェックできる。ユーザは寄付の予定総額や寄付者数の目標を立てて、このダッシュボード上の温度計のような表示で、現時点の達成度を見ることができる。またNationBuilderはAuthorize.netやPayFlow Proなどに直接アクセスするので、支払い処理も便利にできる。

そのほかの機能として、イベント管理、ボランティアの組織化、地図、カレンダー、などなどがある。つまりNationBuilderは、政治活動のための多機能なWebサイトをワンストップ、つまりここだけで作れるサービスだ。料金は月額20ドルから500ドルまで。大量一斉のメールやテキストは特別料金、そしてユーザは2週間の無料試用ができる。

NationBuilderを創業したJim Gilliamはドキュメンタリー映画のプロデューサーで、Webの経験も豊富だ。彼はBusiness.comのCTOでもあったし、Lycosで仕事をしたこともある。NationBuilderは彼の情熱の産物だが、政治家や候補者やNPOなどが安価に容易に利用できるWeb上のプレゼンスの構築を求めていることが、すぐに分かった。昨年の秋には初期のバージョンを数名の候補者に試用してもらったが、今日(米国時間4/6)からは一般公開となる。2012年の選挙シーズンももうすぐだから、いいタイミングだね。

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))