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Twitterエコシステムの新星SocialFlow、ソフトバンクらから$7Mを調達

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Twitterが収益化をはかる上で、ブランドのサポートが重要になることは間違いない。それは、ブランドが顧客の対話しメッセージを伝えるためにTwitterを有効活用することだ。Twitterはそれが秘められた金鉱であることを知っている。しかし、未だあるべき姿になっていないことも確かだ。まさしくそれは、TwitterがSocialFlowをこよなく愛する理由だ。

SocialFlowは、Twitterの最も有効な利用法をブランドに教えるソーシャルメディア・プラットフォームだ。それだけではない ― Twitterを最も有効に使うためのデータ分析もブランドに代って行う。ブランドが送りたいツイートを思い付いたら、SocialFlowに送る。すると、最も良いツイートのタイミングをSocialFlowが決める。

目的はひたすら露出を最大にすること ― ただし最適のユーザーに対して。

このモデルはすでに働き始めている。収益を上げ始めてから約1年がたつ。だからこそ今日(米国時間4/7)、投資家たちはシリーズAラウンドに$7M(700万ドル)を注ぎ込んだ。そしてTwitterが同社と長期契約を結んだ理由でもある。

ブランドのツイートを発信する最適のタイミングを見極めるために、SocialFlowはTwitterを通じてデータの流れを分析する必要がある。そのためには、もちろん消防ホース[Twitterのデータストリーム]全体にアクセスする必要がある。Twitterとの提携は、まさしくそれを手に入れるためだ。毎日Twitterを流れる1億5500万ツイートが、これからはSocialFlowにも流れる。

正確に言うと、SocialFlowはこれまでもTwitterのデータをアクセスしていたが、月毎のお試しベースだった。しかし、この会社のデータ利用方法をTwitterが大いに気に入ったため、両社は今日正式契約に致った。「婚約指輪みたいなものです」とSocialFlowの共同ファウンダー、Frank Speiserはおどけてみせた。

両社とも契約条件については語っていない ― しかし、どちらにとっても有益であることは間違いない。

「これこそ、当社がTwitterエコシステムから出来てほしいと願っていたものです」とTwitterプラットフォーム責任者のRyan Sarverが言う。彼はさらに「SociaFlowは本物のビジネスを作り上げています」と言ったが、これは明らかに最近の(かつ議論を呼んだ)利用規約改訂を意識した発言だ。

このSocialFlowとの契約と、最近のMediasiftとの提携はいずれもTwitterエコシステムの未来を指向するものだ。もう、新しいクライアントを作ったり、すでにある情報を利用して付加価値を付けたりする時ではない。MediaShiftとの契約は、コンテンツの再配信のためであり、SocialFlowは優れたコンテンツを作り出すためであると、Sarverは語る。

このシリーズAラウンドをリードしたのはソフトバンクで、他にSoftbank NYRRE VenturesBetaworksHigh Line Venture PartnersAOL VenturesSV Angelおよび個人エンジェル投資家数人が参加している。同社は約1年前のシードラウンドで、BetaworksおよびDan Porter(OMGPOP、CEO)から資金を受けている。

Speiserによると、この新規資金は、同社がやりたいことを実現するための十分な余裕を与えてくれるという。彼らが受け取るデータ、生成するデータに関する多くの研究も含まれている。「われわれは、人々がこれに金を払い、本当に必要としていることに気付きました」と彼は言う。

ニューヨーク市に拠点を置くSocialFlowは従業員17名でBetaworksから生まれた会社だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)