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企業が発注する大量の翻訳をクラウドから管理するCloudwordsを元Salesforceの社員らが創業

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大量の翻訳をお願いできる優秀なベンダを見つけることは、コンテンツのオーナーにとって難題だ。当然ながら、翻訳といえば質が重要。そこで、Salesforceの元社員たちが創業したCloudwordsは、とくにあちこちに宣伝もせず静かに、企業が翻訳業務を改善し、正しい翻訳ベンダを見つけるための、クラウドサービスを立ち上げた。

2月にスタートしたこのサービスを利用すると、ユーザは、マーケティング、Webサイト、ドキュメンテーション、製品など、さまざまなタイプのコンテンツを、どんな言語からどんな言語にも翻訳してもらえる、適正なベンダを見つけることができる。しかしそれは、顧客とベンダを結びつけるだけではない。

このサービスは、顧客がそれまで翻訳したコンテンツをTranslation Memoryと名付けたデータベースに保存し、翻訳の質の向上を支援するとともに、翻訳素材の製作にかかる時間と費用を節減する*。〔*: 内容はまったく同じで名詞と日付だけ変わる、というものもある。〕

顧客とベンダを結びつけることに関してCloudwordsは、完全な透明性を通じて両者の良質なコミュニケーションを保証する。バイヤーとベンダが同じ情報を共有し、それによって顧客が、もっとも求めるものを得られるように図る。バイヤーは、ベンダによる料金の違いを比較でき、翻訳業務全体を集中的に管理できる。一方ベンダは、プロジェクトの機会の安定した流れを求める(つねに安定した量の仕事があること)。Cloudwordsの何千という翻訳ベンダのコミュニティは、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オーストラリアなど、世界中に分散している。

協同ファウンダのMichael Meinhardtはこう語る; “Salesforce.comがセールスの管理に関してやってきたことを、Cloudwordsは翻訳業務の管理のために行う“。

同社は300万ドルのシリーズA資金を、Salesforce.comのCEO Marc Benioffや、同じくSalesforce.comの創立時のCTO Dave Moellenhoff、現在のCTO Craig Weissman、OktaのCEO Todd McKinnonなどの個人から調達した。初期の顧客として、SuccessFactors、Veeva Systems、Calypso Technology、Coupa Softwareなどが挙げられる。

Meinhardtによれば、翻訳産業は200億ドルの市場であり、毎年15%伸びている。だから、Cloudwordsのような分散型サービスの需要もあるのだ、と。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))