Amazon、広告付Kindleを$114で発売($25安くなった)

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AmazonのKindleが、さらにお手軽価格になる。

今日(米国時間4/11)Amazonは、人気の電子ブックリーダーに、誰もが喜ぶ特徴をもつ新バージョンを発表する。それはKindle WiFiモデルの通常価格$139より$25安い新価格。ただし、ひとつ小さな問題がある。Kindle UIの特定部分に、「特別なお知らせ」 - 広告とも言う ― が表示される。

だが恐れることはない、疑い深い愛書家たちよ。Amazonによると広告が表示されるのはホーム画面およびスクリーンセーバーだけだ ― 実際の読書中に出ることはない。Kindleを使ったことのない方のために言っておくと、ホーム画面というのは読みたいコンテンツを選ぶためのメニューだ(頻繁に本を取り替えない限りめったに見ることはない)。そしてスクリーンセーバーはKindleがスリープ状態の時に現れる(現行モデルでは有名作家の肖像や絵が表示される)。要するに、広告は殆ど邪魔にならないはずだ。

このデバイスは$114で現在予約受付中。発売予定は5月3日だ。

新Kindleに合わせて、Amazonは新しいアプリケーション、AdMash(Mark Zuckerbergの悪名高きFacemashを彷彿させる)をスタートさせる。ユーザーが気に入ったスポンサー付スクリーンセーバーに投票できるというもの。またユーザーは、よりよいターゲット広告を受け取るためにAmazonに興味分野を知らせることもできる(Amazonは喜ぶに違いない)。
従来型の広告に加え、Amazonは「あなたのKindleに直接贈る特典」を予定しており、これには$10で$20分のAmazonギフトや、オーディオブック6冊で$6、などがある。

これは、AmazonによるKindleの急激な低価格路線に沿ったものだ ― わずか1年前には最低価格モデルが$259だった。その後AmazonはWifi専用機($139。3G版より$50安い)を発売した。そして今日の発表が、電子ブック購入を迷っていた人々のハードルをさらに下げたことは明らかだ。

これは賢い戦略だ。今電子ブックリーダー市場は陣取り合戦の様相を呈しており、Google Books、Barnes & NobleのNook、そしてiBooksらが殴り合いを演じている。Amazonは先行を続けており、さまざまなデバイス用にKindleアプリケーションを提供している点もすばらさい。しかし、Kindleで買った本は未だにDRMに縛られており、これはライバルの電子ブックリーダーでは読むことができないことを意味している。つまり、もしAmazonがこれらの低価格デバイスでユーザーをKindleに取り込むことがてきれば、そのユーザーは今後何年にもわたってこのプラットフォームを離れない可能性が高い。

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(翻訳:Nob Takahashi)