Facebook訴訟で連邦高裁もウィンクルヴォス兄弟に「いいかげん諦めろ」と裁定

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きみらが本当にFacebookを発明したんだったら、今ぼくの椅子に座っているのはきみらのはずだろう?

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どうやらウィンクルヴォス兄弟がこれ以上Facebookから金を取るのは無理のようだ。今朝(米国時間4/10)、第9連邦控訴裁判所〔高裁〕は、同兄弟に対して「6500万ドル分のFacebook株式を受け取る」という内容の和解を受け入れるべきだと判決した。お気の毒に。しかし、この株式は現在は1億ドルの価値がある。

連邦地裁はすでにこれと同様のFacebookの主張を認める判決を下している。 連邦高裁のKozinski裁判長はこの判決を承認し、ウィンクルヴォス兄弟とマーク・ザッカーバーグとのドラマチックな関係について以下のような明快な要約を行った。

市場で競争相手に敗北した後で、そこで得られなかった利益を求めて法廷に訴えた例は原告、ウィンクルヴォス兄弟が初めてではない。しかし原告はすでに「Facebookに対するあらゆる訴えを取り下げる」という条件で和解を行っているので、当法廷は原告の主張を認めるわけにはいかない。

弁護士と金融専門家の助力を得て、原告は現在の市場動向に照らしてきわめて有利な和解条件を引き出している。Geoffrey A. FowlerとLiz Rappaportが執筆した「Facebookの和解は今や10億ドルの価値に」(ウォールストリート・ジャーナル 2011年1月22日付記事)によれば、投資家は現在Facebookの株価総額を500億ドルと評価しており、これは原告が和解時に想定していた価値の3.33倍に当たる(FACEBOOK v. CONNECTU, INC. 4911)。

何らかの理由により原告はこの和解の取り消しを求めている。しかし連邦地方裁判所と同様、当法廷もこの要求を認めるべき合理的な根拠を見出すことができない。訴訟というものはいずれかの時点で終結させる必要がある。当法定は本件がその時点にすでに到達しているものと認める。

ハーバード大学の学生だったディヴィヤ・ナレンドラとウィンクルヴォス兄弟が「同窓生のマーク・ザッカーバーグが彼らの学内向けソーシャル・ネットワーク、CONNECTUのアイディアを盗用してFacebookを作った」として最初にFacebookを訴えたのは2004年だった。その後、2008年に彼らはFacebookと6500万ドルで和解した。今日、ウィンクルヴォス兄弟は「世の中は二番手には甘くない」ことを悟ったことだろう。

Image by Nick McGlynn/RandomNightOut

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01