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ビデオアプリ vs ウェブビデオ:アプリは検索に引っかからない

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iPadなどのタブレットで見るビデオはすばらしく、タブレットでビデオを見るためだけのアプリが次々と作られている。一つだけ問題がある。検索できないことだ。この問題は、アプリ内にある情報全般に言えることであるが、特にビデオについて。

数週間前私は、Beet.TVのビデオ戦略サミットで、この話題を取りあげた座談会の進行役を務めた。上のビデオで、NPD Groupの業界分析ディレクターのRoss Rubinが、ビデオアプリには電子番組表がないために「ビデオを見つけるのが非常に困難である」と指摘している。もしビデオアプリを1000本も持っていると、その中の1本を見つけるのが非常に難しくなる。

Akamaiの最高戦略責任者、Chris Van Noyは、ビデオを見ることにおいて現在はビデオアプリが優位にたっているが、今後18ヵ月間でHTML5によってビデオを一度配信すればどのデバイスでも簡単に再生できるようになると、状況は変わるだろうと推測する。

Bloombergのウェブサイト責任者、Kevin Krimは、アプリは忠誠的関係を生むことができるが、これは一発ホームラン狙いだと考える。彼は、単打を繋いで「検索認知度向上」を目指すことを好む。Bloombergは現在1万3000本のビデオをオンラインでアーカイブしており、毎週50~100本追加されている。「これが全部Goolgeの検索結果に現れて、そこからトラフィックを得ることを期待している」と言う。「アプリにはそれができない。誰かがビデオを見ても、その1本だけだ。うちではこれを一日中積み重ねていくことができる。」
下のビデオで、ABC Digital Mediaの執行VP Paul Slavinも、検索をはじめとするウェブでの発見が鍵だと言っている。彼は、ABC News.comにおけるビデオ視聴の70%が「横道から」即ち、検索や他サイトのリンクから来ていると推計している。

アプリの中にビデオを閉じ込めることによって、それを見るかもしれない多くの人たちから見えなくなってしまう。もちろん、だからこそビデオ配給会社は、自社のビデオをウェブとアプリ内の〈両方〉で提供している。しかし、アプリの中身を検索する方法は、誰かが見つけだす必要がある。それもビデオだけでなく。

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(翻訳:Nob Takahashi)